■ DTM−SP ■


〔小さいからと侮る無かれ!?〕

(2000/01/22)


 家の中でもRCで遊びたいなぁ・・・ということで、ミニRCを物色していました。手軽に遊ぶなら、組立済み&乾電池を入れればすぐに動かせる、東京マルイの「RCクラブ」や京商の「ミニッツレーサー」でも良かったのですが、何となく「RCなんだから大きさに関わらず、組み立てたい!」という欲求もあり、1/24のミニRCでは定番とも言えるカワダの「トリップメイト」とABCホビーの「DTM−SP」に絞り、1週間ばかりウンウン悩み(というか、買いに行く暇が無かっただけですが・・・。(^^;)、ABCホビーの「DTM−SP」を購入しました。


箱も小さいです。B5版くらい。



 中身も、小さいパーツがたくさんに入ってます。パッと見ただけだと、トゥエルブでも買ってきたかのようです。



 箱を開くまで少々ナメてかかっていましてが、小さいとは言え侮れません、ホントにトゥエルブを組み立てているかのようなパーツ構成です。



 早速組立を開始しました・・・が、いざデフを組み立てて見るとボールデフの締め具合を調整するネジが短くて入りません。無理に入れれば入るのですが、メンテナンス等で再度組み直す時もきっと苦労すると思われたので、手持ちの長めのネジに変更しました。

 ステップ1からつまづくとは・・・大丈夫か!?。(^^;

 右下に写っているのがキット付属のネジです・・・って組み方は間違えていません・・・たぶん。(^^;




 苦労したのはデフくらいのモノで、それ以外はサクサク組み立てるだけでした。(^^)

 FRPなのでカーボンのように剥離していることはありませんが、車高が低いので地面に擦りやすいく、畳のヘリなんかにひっかかりやすいです。

 なので、シャーシのエッジが丸くなるように、紙ヤスリで軽く磨いてけば、地面の突起にひっかかりにくくなります。

 モーターマウントは、ゆがんで取り付けてしまわないように気を付ければ特に問題ありません。

 当たり前ですがシャフトを指で回してみて、スムーズに回るようであればOKです。(^^;

 フロントはサーボ取付位置の目印というのが特に設けてありません。ですので、サーボを仮止めして動作チェックを行い、ちょうど良い位置を決めたら鉛筆等でシャーシにマークを付けてから両面テープで固定しました。

 モーターは、130モーターが付属しています。

 バッテリーケースを付けましたが、Tバーが左右にロールしたときに、バッテリーとTバーが干渉しているように見えるんですけど、これで良いのかな?(^^;

 フリクションプレートは、テフロンシールが使いたかったのですが買い忘れたので、グリスを薄く塗りました。

 タイヤはスポンジタイヤです。エッジが丸く削ってあるので、家の中で遊ぶだけなら、整形までこだわる必要は無さそうです。

 1/24タイヤ用のタイヤカッターのハブなんて売っているのだろうか・・・。(^^;

 ということで、メカを乗せて完成しました。

 メカの構成ですが、アンプはサンワ「ES−01(1/24用)」、サーボはフタバ「S9602(ミニサーボ)」、受信機はフタバのAM用です。

 また、ホイルベースは1番短い105mmにしました。



 完成後、早速走らせてみたのですが「DTM(ドライビング トレーナー マシーン)」というだけあって、小さいのに驚くほど良く走ります。畳の上でもグリップは抜群で巻くこともありません。フローリングでもそこそこグリップしますが、我が家では畳が1番走らせやすいです。ただし車高が低いのでカーペットは少しでも毛足があると足を取られて真っ直ぐ走りません。(^^;




【おまけ その1】


 シャーシが剥き出しだと、クラッシュしたときに壊れてしまうので、余っていたウレタン板でバンパーを作りました。


 ツーリングカーで使った切れ端です。(^^;

 でも大きさ的にはピッタリでした。そのままだと厚みがあるので、1/3程カットして薄くしてあります。

 取付完了後です。オプションでウレタンバンパーも売っているのですが、それだとフロントタイヤが剥き出しになり、壊してしまいそうだったので、フロント全体が守れる大きいモノにしました。

 ・・・でも、この大きさでは、ボディが乗りません。(^^;

 プロポは、「インチキ宇宙人君」ことメガテック2ERです。このスティックが使いたいがために、わざわざAMプロポセットを使いました。

 これで、スティックの練習もバッチリだ!?




【おまけ その2】


 部屋の中で漠然と走らせていても楽しくないので、パイロンを作りました。


 用意したモノはスーパーでもらった包み紙、10円玉、フィルムケースです。

 まず、包み紙を4cm×12cmの長さに切ります。

 で、カットした包み紙を丸めて、フィルムケースの中に入れます。

 画像では薄い紙ですが、厚手の方が良いです。

 その中に、オモリとなる10円玉を入れます。

 中身がカラだと車がぶつかったときに、遠くへ飛んでいってしまいます。拾いに行くのが面倒です。(^^;

 ですので、10円玉でなくても、適当に耐えられる程度のモノなら何でも良いと思います。

 で、フタを閉めて出来上がりです。

 紙を入れたのは、車がパイロンにぶつかったときに「ジャラジャラ〜」と10円玉がケースに当たって出る音を緩和するためです。



 わざわざ買うのも勿体ないので、家の中にあるモノで適当に作っちゃいました。

 でも、パイロンが有るのと無いのとでは、おもしろさが全然違いますね。




〔結論〕

フタバ産業で、ワイルドウィリー2が¥7,400・・・危なく買いそうになりました。(^^;



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