■ RC12LCスペシャル ■


〔トゥエルブを始めよう!〕

(1999/02/06)

(2000/01/01 改訂)


 トゥエルブ(1/12レーシング)というと「難しそうだなぁ・・・」というイメージがありましたが、やってみると、それほど難しく無く、逆に楽しいです。(^^)

 セッティングもツーリングカーより簡単なところが、面倒くさがりには向いていたりします。(^^;


■ どんな車があるのか?


 さて、トゥエルブを購入するにあたり、まず、どんな車の種類があるのかを知っておく必要があります。マイナーな車や、メジャーでも古い車なのでパーツが無い、という目に遭うと、せっかく興味を持ったのに止めてしまうということもありますからね。

で、現在、トゥエルブを出しているメーカーは以下の通りです。


・アソシエイテッド(代理店 ヨコモ)

 RCメーカーの老舗アソシエイテッド(以下アソシ)は、RC−12Lxxというシリーズがあり、最新では、RC−12L3(\29,800)というのが、出ていますね。代理店がヨコモなので、パーツ供給も比較的問題無いでしょう。


・トリニティ(代理店 京商)

 スイッチブレード12xxというシリーズがあります。最新はスイッチブレード12sj(\24,800)。デビッド・スパシェットやブライアン・キンワルドなど、有名なチャンピオン経験のある選手が使っていますね。京商が代理店なので、パーツ供給もあまり心配しなくても良さそうです。秋葉原にあるショップでは比較的手に入ります。


・コラリー(代理店 デュエット)

 SP12G3(\39,100)とSP12G3LW(\39,100)の2種類あるようです。代理店のデュエット(DUET)というのは、京都にあるようです。パーツの供給はどうなんでしょうね。こちらに関しては、余りよく知らないというのが、正直なところです。主にカーペットコースで強いと言われている車です。


・テック

 ヴォガードやHR4、ロッソなどで、有名な日本のメーカーですね。こちらは、アソシをベースに、テックならではの味付けを施しているようです。パーツもアソシのものが(全部では無い)使えるようです。


・カワダ

 ご存じ川田模型。最新のシャーシはM300RSRです。1999年の全日本でも5位に入ったシャーシです。アソシのシャーシに近いデザインをしています。試してはいませんが、アソシのパーツを流用できそうな感じです。


・ABCホビー

 トゥエルブ、というカテゴリーに無理矢理入れてしまいますが、M101という昔ながらのタイプのシャーシを発売しています。でも最近は、あまり聞かないですね。トゥエルブというよりも、RC入門用シャーシという分野でしょう。唯一ストレートパックのバッテリーを使用しています。



■ 何が必要?


 ツーリングカーをやっていた人が、トゥエルブを始めるには、メカ類であれば比較的パーツの流用がきくと思います。トゥエルブを始めた頃は、ツーリングで使っていたメカをそのまま乗せていました。


・アンプ


 ツーリングで使用できる比較的サイズの小さいモノであれば、そのまま使えます。


←最初は、走れば何でも良いや、ということで、こんなに大きいアンプを使っていました。(^^;

 オススメはしませんが、やってやれない事はないです。(^^;;




・サーボ


 トゥエルブはサーボを斜めに浮かせて搭載するのですが、シャーシには、最初から小さいサイズのサーボが載ると想定されたサーボ固定用の穴が空いているので、ミニサーボが必須です。

 プロポがフタバなので、サーボはフタバの「9602」いうミニサーボを使用しています。

 購入直後は、ツーリングで使っていた大きいサーボを載せようと思いましたが、このサーボを載せると、アンプと受信機の載るスペースが無くなるので、ミニサーボを購入しました。


←普通サイズのサーボはかなり厳しいです。(^^;

 無理と思った方が良いです。(^^;;




・受信機


 購入当時は、AMプロポしか持っていなかったので、そのまま使いました。でもやっぱり大きいです。(^^;

 FMプロポを使用している場合は、それほど問題ないですけどね。

 いずれ小さいのを買う、という繋ぎ程度に考えて置いた方が良いですね。


←当然ながら使ってました。(^^;

 もちろん、今はFMの小さいタイプに交換していますけどね。




・バッテリー


 多くの方がツーリングカーで使用しているストレートパックは使用できません。3×3に分けたセパレートタイプを使用します。ツーリングカーでも、セパレートで使っている方は大勢いらっしゃいますので、見かけたことがあるかと思います。

 現在持っているストレートバッテリーをバラしてセパレートに組めば使えます。現在使用しているバッテリーもストレートパックをバラしてセパレートに変更したモノです。特に新たに買わなくても、セパレートパックを作成するためのパーツがあれば簡単に作れますよ。

 セパレートバッテリーの作成方法については、イクイップメント研究室「バッテリー」編をご覧ください。




・シャンテ


 バッテリーをセパレートに繋ぐための金具です。各メーカーから発売されているので、RCショップならどこでも手に入るでしょう。




・ハンダ小手


 セパレートバッテリーを組んだり、モーターとアンプを繋ぐ時に使います。RCをやっている方なら持っていることが多いのでわざわざここに出す必要は無いかもしれませんね。(^^;

 60Wクラス以上のハンダ小手が便利らしいですが、40Wを使用しています。特に問題なく使えているので、手持ちのハンダ小手があれば、特に買い換える必要も無いと思います。




・タイヤカッター


 トゥエルブのタイヤは、スポンジタイヤなので、タイヤ径を調整したりするのに使います。ハサミでエッジを削っても使えますが、いつかは欲しいアイテムですね。

 最近は、ヨコモなどから、ある程度整形した「形成済みタイヤ」というものが出ているので、最初はそれで初めてみるのも良いかもしれません。



〔結論〕

必要なものは、これで全部だったかな・・・。(^^;



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