■ バッテリー ■


〔ストレートからセパレートを作る!〕

(1999/02/18)


 トゥエルブのバッテリーは、ストレートタイプでは無く、左右に3個づつ分けたセパレートタイプというものを搭載するように設計されています。しかし、今持っているバッテリーは全部ストレートタイプのため、新たに、セパレートタイプを作成しなくてはなりません。しかも、ハンダ小手を握るのがほぼ15年ぶりとなれば、かなり苦戦することが予想されます。さて今回は、どうなることやら・・・とにかく、作ってみましょう。



 トゥエルブのシャーシは、小さいので、ギュッっと凝縮したようなレイアウトになりそうですね。本当は、バッテリーがストレートのまま乗れば、もっと広く使えそうなんですけど、Tバーがあるので、ちょっと難しそうです。購入前は、「Tバーとダンパーの間に通るのでは?」などと、淡い期待も持ちましたが、もろくも崩れ去りました。(^^;)



 実は、手持ちの約半分は、10年前に買った1200mAhのバッテリーです。全部で6本ありますので、これを練習台にしてやってみました。


当時は、3本で¥4,500くらいで売ってました。



 まず、ケースをカッターで切り、中身を取り出します。



オフロードで使ってたので、砂がパラパラでてきました。(^^;)



 次に、セルに巻いてあるボール紙を切って空けます。かなり強く巻いてあるので、剥がすのに苦労しました。しかも、剥がす途中で、間違えて、+と−を触ってしまい、ショートして指が焦げました。(^^;)



やけどに注意!←あんただけだよ。



 で、セル同士を接続している金具をハサミで切って、切り離し、バッテリースタンドに。



ここまでやるのに、20分くらかかってしまいました。(^^;)



 ここでいよいよ、15年ぶりにハンダ小手の登場です。今回は、60Wのハンダ小手を使いました。買ってきた接続用の金具を乗せて、金具とセルを少々暖めてから、ハンダを流し込んでいきます。



ハンダの臭いと煙が出て、思わず、昔懐かしい気分になってしまいました。



 15年ぶりのハンダ付け! ちょっと丸くなってますけど、こんなもの・・・かな? で、冷めたところで、持ち上げて、きちんと付いているか確認します。最初のうちは、うまく付かなくて、すぐ外れてましたが、10本目くらいのセルになって、ようやく、外れないハンダ付けができるようになりました。



ハンダ付けは、練習ですねー。



 ハンダ付けが慣れて来たところで、本番用の1700mAhのストレートバッテリーをバラして、一気に付けました。実は1200mAhのバッテリーが、金属がむき出しのままで、セパレートにするとショートしてしまうので、黒いビニールテープで絶縁処理しました。ここまでくるのに、約3時間かかりました。



いやいや、結構疲れますね。


 ここで、反則技! タミヤコネクターを付けてしまいます(^^;)。本当は、毎回ハンダ付けするか、小さいコネクターを付けるべきなんでしょうが、手軽さ取って、タミヤコネクターです。でも、近いうちに、小さいコネクターに交換するつもりです。毎回ハンダ付けするのは、面倒くさがりなので、たぶんやらないでしょう。

 トゥエルブを本格的にやっている人がみたら、バカ者!と激怒するでしょうね。(^^;)



すいません、やることが適当で・・・。(^^;)





 なんとか、バッテリーが完成しました。セパレートは、セルがむき出しで、ショートさせてしまいそうなので、パックしたかったんですが、今回は時間が無くて、購入できませんでした。レース用は、むき出しの方が良いとは思いますが、練習用は、近いうちにパックしようかと思っています。




〔結論〕

 パックって言えば、毛穴すっきりパックで、毛穴の汚れがたくさん取れると、プチプチを全部制覇したときの気分に、ちょっと似てますよね。



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