なんでもRC日記


なんでもRC日記

〜 RR2000レポート 〜

(2000年2月27日)

投稿:春野さん


2月27日(日)に兵庫県明石市にある「ホビーショップ高木オフロードコース」で行なわれた「Rally Racing 2000」のレポートです。


「RR2000レポート(準備編その1)by遅刻男」


去年の年末、明石バギークラブ最終戦に参加したとき、RCWがRR2000を高木のコースで行うという話がでて「これは参加せねば」と思ったのだった。

で、問題はマシン。完全自作で行きたかったが、レギュに「市販ツーリングベース」という項目があり断念・・・これはバギーベースの車を規制するためだとか。
そういえば谷田部の時もレーザーを改造してTF2って言い張ってた人がいた事もあり、しょうがないのかもしれない。

1月下旬、宇宙一に行ってマシンを眺めること1分と少しばかり、、ベースマシンはRS4RALLYに決定。これは中トロと部品が共用できるから。信頼性もピカ1、部品の入手に困ることもないので安心してレースに出られるマシンだ。レースに出るのは直前まで秘密にしておこうかとも思っていたが、ここでブレットさんとばったり会ってしまいいとも簡単にばれてしまう。

しかし、素のRS4で出ても面白くない。この下手くそが腕で勝てるわけがないので目立つためにはマシンを「普通の人はやらない」改造するしかない。都築さんみたいにモデラー的センスがない僕としてはボディで勝負するのは諦めていたので、とにもかくにも変な改造に走ることにした。

イメージ的には「オフ=ハチイチバギー」というものが僕の頭にあり、やはりシャフトドライブ+3デフ4WDにするしかないと即断。いろいろと情報収集&部品のフィッティングをしていった。そしてレースの2週間前、どうやってもギヤ比があがらないことが判明しシャフトドライブ化は断念。3デフのみの改造に専念することに。
完全に自作の駆動系にしようかとも思ったが、時間がないのでRS4の駆動系を生かし、部品もできるだけ流用して手間のかからない改造を目指した。

・・・あれこれしているうちにレース一週間前。出来上がっているのはセンターデフのみ。ボディも駆動系もまだできていない状態。マシンは最悪ノーマルのRS4に戻せるように作ってあるので時間的には間に合うが、問題はボディ。普段スプレー一色塗りがほとんどの僕にとって、ラリーボディを一から作ることを考えれば、オリジナルシャーシを一台作った方が楽。これだけは時間が読めないので不安だった。

都築さんのレポートを読むと、ほとんど準備が終わっている模様・・・焦りが出てくる。レギュに「実車ラリーカーの雰囲気を出すこと」となっており、みんな同じ様なボディになることは容易に想像できる。実際、谷田部のレースでは555&スバルカラーのインプレッサだらけで、1ヒートに同じカラーリングのマシンが4台以上いたときもあったとか。ボディはインプレッサなので、キット標準カラーではスタート直後の団子で絡んだとき自分のマシンが分からなくなるのは目に見えていたので、ここはひとつ前から作りたかった’97ERCチャンプホロウィックのSTOMILMOBIL1カラーに決定。早速塗り始める。

ここからはこの掲示板にあれこれ悲鳴を書いていたので皆さんにも少しは苦悩が伝わったのではないかと思う。

・・・続く


「RR2000レポート(準備編その2)by遅刻男」


ボディがあらかた塗り終わり、作業の目処が付いたところで肝心の駆動系が出来上がっていない事に気づく。最大の問題は、3デフ化に伴い3ベルトになること。そう、うまく使えるベルトが手にはいるかと言うことだ。

手持ちのベルトをあれこれ試した結果、フロントに中トロフロント用ベルト、センターにMR4TCのリヤベルトがあつらえたようにピッタリ。案外にも簡単に見つかりほっとする。普段から使いもしないベルトをいっぱい買い込んでおいたのが功を奏した。

デフそのものは本来のRS4の駆動系に合わせて作ってあるので問題ないが、カウンターシャフトの軸受けは完全にワンオフ物を作る必要があった。図面を引いている時間はない。手持ちの材料と現物あわせで寸法を決定しながら製作していく。結局ベルトを決定するところから8時間余りで完成した。奇跡と言っても良い。

そんなこんなしているうちに謎の男からメールが舞い込んできた。

「ひょんな事からRR2000に参加することになったんです」・・・しまった、エントリーリストをしっかり見ておくべきだったと悔やむ。すぐさま都築さんと浜崎さんに謎の男さんがエントリーしてますよと直メールを入れる。都築さんからはすぐにレスが来たが浜崎さんからレスが来ない。少し心配になるが、まぁ返事なんか書くようなメールじゃないし・・・と思い特に気にしなかった。

準備も終わっていないのに土曜日になった。ここのところ浜崎さんと連絡が取れない。
大久保駅から浜崎さんに送っていただかないとコースに行けない。最悪タクシーで行くという方法もあるにはあったが、朝早いのでタクシーが捕まるかどうかは怪しい。

準備であちこちかけずり回りながら、謎の男さんも巻き込んで何とか浜崎さんと連絡を取ろうとする僕の姿があった。結局浜崎さんとは連絡が取れず、わらにもすがる思いで謎の男さんと都築さんに連絡する。「では大久保駅に7:15って事で」都築さんに送ってもらうこととなった。

ほっとしたものの、まだメカ積みが済んでいない。ナイトロのOPを引き剥がして移植しながら、メカを積んでバッテリーを充電して・・・完全に準備が終わったのが日付の変わった4時前であった。JR西日本HPでダイヤを確認し、バス停に始発バスの時刻を見に行って、5時半起きに決定。目覚ましをセットし、短い睡眠をとるのであった・・・

続く。


「RR2000レポート(遅刻編)by遅刻男」


高木のコースには去年の年末に行ったことがあるので、所要時間は大体見当が付いていた。姫路市内で30分、JRの快速(実際は各駅)で33分、そこから車で5分といったところである。都築さんとの待ち合わせは7時15分、JR西日本マイダイヤ
によると姫路発6時35分の快速に乗れば大久保着7時9分。始発バスが6時5分、起きる時間は5時半に設定した。出発までにタイヤを貼りながら頭をすっきりさせようと思いつつ目覚ましをセットして就寝。

いつものごとくやかましい目覚まし時計に起こされる。ここでいつもならもう少し寝て・・・となり遅刻するのであるが、今日の僕はそんなことはないぞ、十分余裕をもって起きてるわけだし、と思いつつ目覚ましに手を伸ばす・・・あれ、時針が1時間余計に回ってるぞ!?一発で目が覚めた。

実は5時半に目覚ましをセットしたつもりが6時半になっていた。予定の電車はあと5分で出発してしまうのでどうあがいても間に合わない。何せどんなに急いでもJR姫路駅まで20分はかかるのだ。次のバスは6時35分。あと5分しかないぞ!

僕は普段こたつで寝ているので寝間着ではなく普段着のまま寝ている。このことが功を奏し、こたつを切ると上着をひっつかんで重い荷物を抱えバス停へと走った。気分は走れ〜走れ〜コータロー・・・と言うほどのんきなものではなかった。

何とか滑り込みでバスに間に合う。車内で時間計算。バスの混み具合から駅前には7時前に付くことが予想される。となると乗れるのは6時56分の新快速か7時発の快速。新快速に乗って西明石から一駅もどることも考えられたが、待ち時間がはっきりしないのでここは素直に快速に乗ることにする。

快速の所要時間はこの時間帯なら30分。うまくいってもゲートオープンの時間である。こりゃ都築さん待ってないだろうなぁ、タクシー捕まるかな・・・と思いつつ快速に乗り込んだ。

電車の車内は日曜の朝と言うこともありガラガラ。ここでいっそのことタイヤを貼っちゃおうか、なんて甘いことも考えたがさすがに車内で田宮クリーナーを吹くわけにも行かず断念。そうこうしているうちに大久保着。駅北側を見るとそこには見慣れたゴルフが。都築さんである。

都築さんに謝りつつ、コースへと向かうのであった。

続く。前置きながいっすね。


「RR2000レポート(ほんとに走るの?編その1)by遅刻男」


JR大久保駅から走ること10分ほど、農道のような道を抜けるとそこは広大なHS高木オフロードコースがあった。って前に来たことがあるんだけどね。

コースの入り口にはRALLYRacing2000のバナーが掲げられている。当たり前だが入場待ちの車はとうに消えており、コース脇には沢山のピットが構えられていた。
とりあえずゴルフを停めるとピットの設営に入る。前日の浜崎さん行方不明騒動で連絡を取っていた謎の男さんはすでに来ているはず。なぜなら、昨日の宿はワークスやRCWスタッフと同じところだったからである。電話したときには朝イチで出るとのことであった。

あちこち眺めながら本部席方向へ行くと、僕が見つけるよりも先に謎の男さんが肥をかけてきた。汚ね〜・・・いや、声をかけてきた。

「ここ確保しておきましたから」電話でもそうだったが生意気なガキである僕に対しても非常に腰の低いお方である。場所は何とヨコモ&HPIワークスのテントの隣、コース本来の屋根付き(屋根だけ)ピットスペースで本部席と操縦台の間である。遅刻してきた僕には余りにも贅沢な場所であった。

ピットの設営が終わる頃、謎の男さんから事前情報を聞く。なに〜ギヤ比4.9だと!
そんなに上がってるの?想定ギヤ比5.5で考えていたのでスパーの替えがないぞ!

現在マシンに乗っているのはキット標準の90Tスパー。ピニオンは33Tまでしかない。ピニオンは借りられるにしても、スパーはデフボールの穴が空いていないと使えないのでおいそれと借りられる物ではない。仕方なく、持ってきた87Tに変えることにする。

まずは車検&撮影があるのでタイヤを貼る。都築さんからライドのタイヤぷらいまーを借り、タイヤとホイールにしゅっしゅと吹き、パワーチューブを切り・・・そうしている横では車検待ちの列ができている。タイヤが4輪とも張り終わった頃には長かった列があとわずか。ギヤを変えるのはあきらめ、さっさと列に並ぶ。

車検&撮影と荻原さんの簡単な取材のあと、ピットに戻りギヤを変える。寒い上に風が強くて思うように手が動かない。何せ一服付けようとしても100円ライターは非常に頼りない炎しかあげないほどの寒さである。新品電池を入れたのにプロポの電圧もあまりあがらない。マルチ氏がきていれば間違いなく凍死していたであろう。いしかわさんが来なかったのは正解といえる。

やっとギヤを外し、デフボールを87Tスパーの上に並べたところで全体写真の撮影&ドラミの集合がかかり、駆動系がないままマシンを持っていくことに。

次回、とんでもないことが!
ほんとに走るの編その2 お楽しみに。


「RR2000レポート(ほんとに走るの?編その2)by遅刻男」


操縦台前は黒山の人だかり、さすがに100人を越える人間が集まっているだけはある。都築さんのマシンはライトをつけており、あちこちで話題に上っている。ヤマ編はライトの前に紙をかざしてライトの点灯状態を確かめていた。この時点でコンデレゲットは確実だろうと思っていた。

ヤマ編の挨拶や、挨拶に対する都築さんのツッコミを聞いている間も絶え間なく風が吹いている。フォルムの斉藤さんがマイクを握ってすぐ、一陣の風が吹き抜けたかと思うとHPI&ヨコモのテントが飛んでいた。この瞬間AORc勢の顔が真っ青になっ
たのは言うまでもない。そう、AORcのピットはワークスのすぐ横なのである。

ドラミも聞かずピットに戻り被害状況を確認すると、我がピットは大したことは無かったのでほっとする。大事なAORcバッグもかすり傷ひとつなかったが、もう少しでまっぷたつにされるところであった。HPIのピットは机がひっくり返っておりそこら中に工具やパーツが散乱、ひどい状況であった。HPIのテントは風に耐えられず幕が飛んでピットの屋根に引っかかっていた。もしピットの屋根がなければ確実にドラミ中の人だかりの中へテントが飛んでいたと思う。今考えるとぞっとする。

とりあえずテントの撤収を少し手伝いドラミに戻るとあらかた終わってしまっていて、すぐにピットに戻ってきた。ギヤを見るとデフボールがない!ついでにF103のデフハウジングが見あたらない。ボールはともかくF103のパーツなんて誰も持ってないとパニくったが、マシンについていた(^^;

メガネをおでこに乗せていて、「メガネメガネ」というのと同じくらい恥ずかしい事である。

ドラミ前、「こんなところでデフボールまいたら見つからんで〜」と言っていたが現実になってしまった。あきらめて新品のデフボールを使う。

デフボールをギヤにはめ込んでいる頃、完全武装のチャリダー浜崎さんが登場。

「今から会社です」何でも出張の後仕事でレースには参加できないのだとか。いろいろ話したかったが僕にはそんな余裕はなかった。都築さんや謎の男さんが余裕で観戦に言っている間、ピットにはただひたすらギヤをくんでいる僕の姿があった。

何とか公式練習2組目の終わり頃にマシンがくみあがり、バッテリーを積んで操縦台へ滑り込んだ。バッテリーは前日に(正確には当日・・・)充電してあったので軽く追い充かけるだけですんだ。不幸中の幸いである。

操縦台は非常に高い。高所恐怖症の人はちと辛いだろう。前に上ったことがあるので特別怖くはなかったが、何せ寒いのである。指はちっとも言うことを聞かない。しかもマシンは実質シェイクダウンである。まともに走るかどうかも怪しいところである。

スタートのコール!緊張のなかスティックを前に倒した!

次回、レースでシェイクダウン!?車はまともに走るのか。
お楽しみに。


「RR2000レポート(レースでシェイクダウン!?編その1)by遅刻男」


実はレース前日、研究室のある建物の前のタイル路面でこっそり走行テストをしてあったので本当の意味でのシェイクダウンではなかった。さすがにギリギリスケジュールが身に付いている僕でもいきなり本番は怖すぎて出来なかった。生田無の時は一応Tカーがあったのでシェイクダウン即レースができたが、今回はTカーがない。

「スタートです」

スタートのコールと共にスティックをおそるおそる握る。間髪入れずにすっと前に出るRS4RALLY改。ホッと一安心だがセッティングも何もない状態であることは確か。気が抜けない。しかし動き出してしまうと握ってしまうのが僕の悪い癖である。

高木のコースは定期的に周回方向が変わる。今回は時計回りでホームストレートからバンク付きの高速コーナーへなだれ込むレイアウトとなる。ストレートエンドから高速コーナーへ入ろうとスティックを右へ倒した瞬間!

おケツがプリッと・・・いやズルッと・・・

巻いてしまった。そういえばセンターデフは少し滑り気味くらいにセットしてあったがやばかったか?おぐっちゃんRC洞窟で浦野さんが「センターデフ調整しないとマキマキだった様な気がする」とカキコしていたのを思い出していた。

とりあえず1分20秒〜30秒くらいのペースで周回。明らかにギヤ比が低く、他の車に比べてストレートがずば抜けて遅い。コーナリングでは負けていない感じだったので、単純にギヤ比を上げてやればそこそこのタイムが出そうである。

コースが広く、またフェンスが高いので遠くの方はマシンが見えない。ストレートも真ん中を走らせているつもりでもいきなり土手に乗り上げる。距離感もクソも、マシンは豆粒のよう。しかも僕のマシンはアンテナを出していなかったのでフェンスに隠れると全く何も見えない。「どこ走れっちゅうねん」実感である。

ホームストレートに帰ってきた我がマシン。「ギャ〜」とデフが鳴いている。やっぱりセンターデフが緩すぎたか。特に立ち上がりは悪くないが、燃費には影響がでかそうである。これはピットで調整だな、と思っているとタイムアップ。

ピットに帰るとすぐにオフィシャルへ。都築さんの走行を見守る。

あれ、派手にケツ振ってるなぁ・・・マキマキやん。あ、刺さったぞ!

走行が終わったマシンを回収に行く。6連ライトポッドは電飾のコードでかろうじてぶら下がっている状態。リフレクタは左側の1個が無くなっており、コースにばらまいてしまったようだ。操縦台から降りてきた都築さんに手渡すと残念そうだった。

記録データが大きすぎて書き込めないので次に続く。


「RR2000レポート(レースでシェイクダウン!?編その2)by遅刻男」


次は浦野Jrさんの走行だったがのんびり見ている場合ではなかった。とりあえずセッティングは変えないがセンターデフの調整をしないといけない。ボディはすでにバンパーの部分がバリバリに割れている。気温が低かったからか、裂けると言うよりは文字通り割れている。とりあえずアルミメッシュテープを貼って応急処置。次にインナーボディにトランスポンダーを搭載する穴を開ける。都築さんに借りたヒューディーのボディリーマーは非常に綺麗な穴があく。癖になりそう。

デフの調整をしている間、次の出番を待つランドマックスが甲高い雄叫びをあげている。屋根付きのピットの下で空ぶかしするランドマックスはこれでもかという大音響をあげる。

浦野Jrさんが帰ってきた。ピニオンが無いので借りる。RS4はモーター位置の関係で使えるギヤの範囲が非常に狭い。頑張ってギヤ比を上げたかったが、ギャップの多い路面で腹を打つことは十分に考えられたので説明書の指示に従い34Tを借りて装着。これでギヤ比は5.45。都築さんのTBと同じくらいのギヤ比である。

横ではランドマックスが練習走行。おや、一台だけやたらと低い雄叫びを上げているマシンがあるぞ?何度聞いても4stの音なんだけど、レギュ通らないよ?と思っていたらヤマ編の車が4stだったそうだ。

ふと見ると浦野Jrさんはあれこれと秘策を講じている。これで遊びに来ているの?
都築さんと「これやから勝ちに来てる人は・・・」といいつつ僕も薬箱に常備しているコミュドロップを注していた・・・

そうこうしているうちにあっという間に予選。ドロームの時にも感じたことだが、フォルムはレースの進行が非常にうまい。スケジュールは遅れるどころか逆に早まっているくらいである。マシンにインナーボディをかぶせて都築さんに託す。

操縦台に上る。浦野Jrさんの隣のピットの方と並んで一番に場所をとる。上がるのが早すぎて寒さが身にしみる。もう少し後に上がった方が良かったかな、と思うが立ち位置によって操縦のしやすさがまるで違う。操縦台の真ん中から少し左側あたりが一番よく見える場所である。なんやかんやと話しているとドヤドヤ大勢上がってきて予選スタート。

予選は2台ずつスタートするスーパーSS方式で、ホームストレート上計測ラインの直前におかれたポディウムからスタートする凝った演出。でもポディウムから全開で走り出すラリーカーなんて無いよなと心の中で突っ込んでいると前の車がポディウムから消える。出番である。ポディウムに上がり、いったん止まる。フラッグが・・・上がった!

以下、次号を待て!


「RR2000レポート(予選編その1)by遅刻男」


ポディウムの上には17番のマシンと18番(僕)のマシンが並んで止まっている。
予選は1周のみのタイムアタック。ミスは許されない。緊張が・・・あんまりしなかった。なぜだろう?

山鼻先生の持つフラッグが振り上げられた瞬間・・・ゆっくりスタート。

だってポディウムは普通ゆっくり降りるでしょ。
計測ライン手前で全開。マシンははじかれたように加速を始める。

17番は先ほどのお隣さん。元々オフをされていた方だと後で知る。少し先行されたがコーナー手前で追いつく。高速コーナーに入りそのまま外周へ・・・おお・・・ケツを振りだしてラインが膨らむぞ!その前にどこ走ってるのかわからないぞ!

マシンは吸い込まれるように外周の土手に乗り上げ、そのままスタック。
要するに握りすぎである。

たまたまクラッシュした他のマシンを取り上げた直後だったマーシャルは僕のマシンに気がついていない。早く、早くと思ってもなかなか気づかない。ようやくマシンがコースに戻ったときには軽く10秒以上たっていた。

スタックしてからは比較的落ち着いて走っていたが、どうにも高速コーナーでケツが出る。そのたびに失速してしまいタイムロス。中低速コーナーは安定していたが、比較的高速セクションの多い高木のコースでは非常に辛い車になってしまった。

何とかゴール。タイムは1分20秒ちょい。10秒ほどスタックしたことを考えると1分10秒を切ることができそうである。マシンもセッティングの問題のようで、致命的な問題はないように思えた。ということで、本日の目標はラップタイム1分10秒を切ることと自分に言い聞かせた。お隣さんも「これ1分10秒は軽く切れるな」と言っていた。

ピットに戻ってポンダー返して・・・忙しい。マーシャルに行くとやっぱり都築さんのマシンはケツが安定していない。ストレートでもフラフラしている。もしかしたらストラトスボディのせいではないか?HPIインプは大型リアウイングがあるが、ストラトスはただのダックテールである。空力がいいとは思えない。実際リヤを振り回しているマシンは206とかエスコートとかリヤウイングが小さい、もしくは無いマシンに多いように感じられた。これは単に僕の主観的なものかもしれないが・・・しかし浦野Jrさんは別。ウイングが無かったとしても、タイヤがシューマッカーのマイクロピンスパイクイエロー。今回の参加者では浦野Jrさんしか使っているとは思えないタイヤを履いているためである。

予選4〜5組はEXPがそろっているのかやたらとタイムが良い。1分を切る人がいる。どないしたらそんなタイムが出るねん!Aメインは異次元になりそうだ。

また記録データが大きすぎるそうで、続く。


「RR2000レポート(予選編その2)by遅刻男」


またもやピットにこもる。またしてもボディが割れている。苦労して塗ったボディが割れるのを見ると忍びない。しかしこのボディは今日のために塗ったもの。今日走り切れればいいかと自分を納得させる。少しセッティング変更をしてデフの調整を見ていると都築さんや浦野Jrさんが戻ってきた。浦野さんは1分とひと桁台を叩き出している。とてもじゃないけど僕には太刀打ちできない。なんやかんや話していると副編マッキー氏がピットに現れた。

・・・・・・

マ「ここは何かチームなんですか?」
浦「RCWに悪いカメラマンがいるでしょ、クリントイーストウッド似の」
マ「・・・はいはいはい。おやじの何とかっていう・・・」

これで通じるか・・・普通・・・(^^;

なんて話をする。都築さんのボディに関して話をしていると、AORcは変なものを持ってくるんですよ、なんて話の流れで都築さんが僕のマシンについて話題を振る。

「都築さんナイス!」心の中では拳を握りしめた僕がワカメ涙を流して鼻をすすり上げていたのは言うまでもない・・・この瞬間のためにこのマシンを作ってきたのである。

とりあえずその場はそれでおしまいだったが今日ここに来た目的はほぼ達成されたと言っても過言ではない。あとは10秒を切れれば自分としては満足である。

予選2回目。今度は当てないようにして走る。何回かヒットしたが13秒台。次は行けそうだ。ただ、相変わらず高速コーナーでケツが出る。どうにかしなければ・・・セッティングはRCWに載っていた吉岡選手のセットを自分なりにいじったモノとなっている。リヤにはハードスタビが入っており、巻く原因はスタビではないかと思っていた。そこで予選3回目に向けてスタビを外しておいた。

よく見るとフロントベルトがでろんでろんに伸びている。すでに伸びきっていた中古のベルトだったが、オフロードの負荷のせいかゆるゆるだ。僕のRS4は3デフ改造を施した結果純正のテンショナーが付けられなくなっていたので、ナイトロ用のテンショナーを流用していた。もともとナイトロはベルトが低い位置にあるので、ナイトロ用フロントテンショナーをRS4にそのままポン付けすると位置が低すぎてベルトがアッパーデッキに干渉してしまう。そのためワッシャーをたくさんかまして5ミリほど高い位置に装着していた。が、それでもベルトはアッパーデッキすれすれの所を通っていた。それなのにさらにテンションを掛けなければいけない。思案の末、アッパーデッキを切ってしまうことに。ロール剛性が下がるがまぁ大丈夫だろう。

アッパーデッキは純正のFRP、ゆえに加工は簡単である。ぼろぼろのニッパーで切り取ってヤスリをかけるだけである。

「またそんな大工事やって」
・・・と都築さんに言われたが背に腹は代えられない。

アッパーデッキの加工が終わる頃、RCWの取材を受ける。至福の時である。そばにいたひでろ〜さんにも取材を受けた。「で、感じは変わりましたか?」・・・実はわからない。キットを買ってから素組で走らせたことがない・・・怪造マニアの悪いところである。

予選3回目。今度は中低速コーナーで踏ん張りがきかない。高速コーナーは安定してもインフィールドで抜かれたら意味無いやん・・・最後に大ポカをやらかし最終コーナー手前でスタック。本部席前にいたヤマ編が走ってくださったが、10秒近くロス。結局1分16秒で予選2回目のタイムを更新できなかった。

予選タイム1分13秒。Cメイン13位からのスタートが確定した瞬間であった。

続く・・・そろそろ終わらないと長いっすね。


「RR2000レポート(昼休み編)by遅刻男」


昼休み。横では体験走行でハチイチバギーやFGの1/5バグが走っている。後でゆっくり見たら非常に欲しくなるマシンだったが、今の僕にそんな物をゆっくり見ていられる余裕はなかった。セッティング変更とタイヤの作成が待っている。

マシンの掃除とセッティング変更をしていると、龍野AERO&中山サーキットの常連さん二人がピットに遊びに来た。実はこのメンバーは朝タイヤを貼っていたときにも遊びに来ていて、都築さんに買っておいてもらったHPIソフトタイヤを見ながら涎を垂らしそうな勢いで「いいなぁ〜タイヤいっぱいあるやん」と言っていたのだ。

このときは、僕が作ってきたマシンを見て「あ、ほんまに改造してきてる」と驚かれた。
僕は事前に「3デフのマシンを持っていきますよ」と言っていたのだが、本当に改造車を持ってくるとは思っていなかったようだ。AEROのピットに見せに行くというので、タイヤを貼りながらAEROのピットまで出かけたのである。サーキット広しといえども、歩きながらタイヤを貼っているのは僕くらいであった・・・

さて、話は元に戻って・・・

RR2000直前、播州地方のRCショップには全くと言っていいほどHPIソフトがなかった。僕は宇宙一でマシンを購入した時に1セットだけHPIソフトをゲットしていたのである意味幸運であったが、それでも不安で都築さんにもう2セットの確保をお願いしていた。自分で買った分も含めれば3セット、これだけあれば問題ないと安心できたのだった。

「タイヤ余ってへん?」と常連さん。ここまでタイヤを替えていないので、次の決勝を新品タイヤで走るにしても1セット余っている。で、余っていると言うと2千円渡されてひったくられるようにタイヤを持って走っていった・・・まいどあり〜

実は都築さんから受け取ったときは、タイヤ4袋+川田V赤で4000円だったので明らかに儲かっている・・・だいたい定価でも一袋1000円しないタイヤである。

Aメインに入っている人なので、タイヤが無ければ話にならないのは当然だろう。
浦野Jrさんも「現地価格はそんなものですよ」と、まぁ妥当なところか。

僕もタイヤを変えようと新品タイヤを張り始める。先ほどまで曇っていて雪まじりの雨まで降らせていた空は次第に晴れてきており、日が射している。しかし依然風は強く、寒いことには変わりない。ふと気がつくと都築さんがイスごと日向に移動しており、暖かいところにいる。僕は折り畳み机のイスに座っているので移動できない。少しでも日に当たるべく座る位置を変えるくらいが関の山。

隣のピットではサインの大攻勢にワークス勢が忙しい。パパ(広坂氏)もサイン責めで忙しそうだ。僕もパパのサインが欲しかったが、マシンはHPI。さすがに気が引けたのでやめる。やはり自作マニアとしては、RC業界では究極の自作王であるパパが一番尊敬できる。

先ほど来たAEROの常連さんの一人が後になって「タイヤ貸してくれへん?」とピットにやってきた。使い古しのだったら、と快く貸すがよく考えるとこのお方、僕と同じCメインである。これぞまさしく「敵に塩を送る」・・・いや塩を貸すか・・・である。

タイヤを貼っていると、後ろで浦野Jrさんがおにぎりを食べている。朝があんなだったので、ここまでほとんど何も食べていない。いいなぁ、昼飯食べられて・・・なんて言っていると、「冷たいおにぎりはまずいで〜」と都築さんにつっこまれた。

セッティングはリヤにミディアムスタビを付けるのと、リヤタイヤの方向を変えた。この状態で一回は走っておきたいところだが、レースなのでどうしようもない。ピニオンを浦野Jrさんに返し、自前の33Tに変える。バッテリーはこの日のために大枚はたいて買ってきたヨコモ2400。バッテリーダウンでリタイヤは恥ずかしいので安全策に走った。おかげで今月生活費が苦しい(ToT)。

やっと準備が終わった頃には、Fメイン決勝が行われようとしていた。遅い昼食。冷たいおにぎりは、やっぱりまずかった。

続く。


「RR2000レポート(いよいよ本戦編その1)by遅刻男」


冷たいおにぎりを食いながら、Fメインの走りを見る。僕の出番はまだ先なので、比較的余裕があった。今回のレースでゆっくりしたのはこのときだけである。なんと余裕のないことか・・・

下位メインのマシンは腕前がどうのこうのという以前に車に何か問題があるような走りだった。マキマキ、ドアンダー、長い直線でも横を向いて走るマシン、カニ走りのオンパレード。しかも初心者が多いからか、そんな状態でもフルスロットルなので余計に車がいうことを聞いていない。ヒットしてリヤタイヤが無くなり、3輪状態で走っているマシンがいる。それでも走っているのはすごいことだと感心した。実際ラリーでもそんな事があるし、とにかく走り続ける不屈の精神というのか、根性のようなものが見られた。

オンロードに比べて柔らかい足周り、ストロークの大きいサス、ギャップの多い路面。
走りは実車感あふれている。サスが仕事していることをはっきりと主張している。軽い車重からギャップで振り回されているのがいまいちだが、それでもオンロードよりもスケール感は100倍以上高いと言っていいだろう。

さて、都築さんの出番。いきなりスタートディレイ。何でもクリスタル変更が利かない本戦で、予選のクリスタルのまま出ていたらしい。指定のクリスタルは壊れてしまったとかで、例のお隣さんにクリスタルを借りていた。普通のレースなら、出走不可能でリタイヤという所であるが、イベントということもあり寛大な措置がとられたのだろう。

都築さんのマシンはやはりマキマキ傾向があるようで、いまいち安定していない。しかし、タイヤの方向を変えたのが功を奏したのか予選の時のようにケツを振り回していない。ストラトスボディのノーズを揺らしながら颯爽とコースを駆け抜ける。

5分経過。次々とマシンがゴールしてくる。都築さんのマシンが最終コーナーを回って・・・刺さった。あれ?動き的にはタイロッドがはずれたような感じだけどどうしたんだろう?オフィシャルが取り上げる。首を傾げる。後でわかったことだが、センタータイロッドがはずれていたそうだ。インナーボディがついているマシンのこと、そんなところが壊れてもオフィシャルにはわからなかったはず。危うくリタイヤさせられそうになったところ、操縦台から都築さんの声。「置いて!」

僕の目の前を、左に傾いたまま斜めに走るストラトスが通り過ぎていった。

また記録データが大きすぎるそうで、続く。


「RR2000レポート(いよいよ本戦編その2)by遅刻男」


さて、僕の出番である。操縦台に上るのが遅れ、なんと一番見にくい右端しか空いていない。仕方ない。足を肩幅くらいまで広げて立ち、気合いを入れる。

スタートのブザーが鳴る。僕はケツから2番目。ギヤ比が低いので立ち上がりがいい。
ストレートエンドで中段まで上がる。そのまま高速コーナーへ。ここで多分みんな絡むんだろうなと思っていると案の定前の車が巻いて多重クラッシュ。僕も巻き込まれる。

ところが運のいいことに、前の車にはじかれて大きく左にそれた瞬間、左フロントバンパー付近に後続車が衝突。僕の車はまっすぐ前を向き、クラッシュの影響は最小限に押さえられた。その後も少し当たったりしたものの、一回前の車にお釜を掘ってしまった以外はさしたる問題もなくクラッシュ地獄から抜け出した。僕の前には4台。しかしすでに遙か先にいってしまっている。今のギヤ比では追いつけないだろう。

その後は淡々と走る。マシンのセットがドンぴしゃなうえ、ギヤ比が低いのも手伝ってかどこもかしこもフルスロットル。車の調子は非常に良く、ラインも自由に選べる。突っ込みすぎてもブレーキが使える。非常に楽しい。一台で淡々と走っていたからか、もう完全にレースというのは頭の中から消えており、いつも通りのイケイケ状態。

唯一スロットルを抜いたのはジャンプとヘアピンのみ。ジャンプは飛ばない。というか飛べない。バギーのようにスロットルを入れてもフロントが上がらないのだ。バンパーから落ちて転倒してしまうので、ジャンプだけは慎重に走った。

途中後ろから追い上げてきたマシンとバトル。直線は明らかに僕より早い。しかし、都合のいいことに現在の場所はインフィールド。後ろのマシンは追いつこうと僕より早い進入スピードでコーナーに入るので、コーナーは少し大回り。こちらは立ち上がりがいいので、少しくらい失速してもコーナーを小さく回れる。ということでインを締めて走っていたら向こうが自滅した。

淡々と走ってゴール。今日一日で一番気分のいい時間であった。

ゴールまであと少し、、場所的には僕らのピットの前で一台止まっている。おや、あのマシンは・・・塩を貸した人だった・・・バッテリーダウンだそうだ。

結局5周走ってCメイン4位フィニッシュ。ベストラップ1分9秒6で今日の目標は達成された。ベストラップは4周目、単独走行になったときというのがレース慣れしていない僕らしいところだ。

次で終わりたい・・・続く。


「RR2000レポート(戦い終わって編)by遅刻男」


本日の走行はすべて修了。もう出番はない。当初の目標は達成されたし、悔いは残っていない。すがすがしい感じと、もう少し走りたかったなぁという物足りなさがほんの少し残った。

やはり上位メインはみんな上手い。ほれぼれする走りである。ワークスの参加するEXPクラスなどはもはや異次元である。ワールドチャンプの走りはすごいものがあった。
最初は2番手を走っていたのだが、吉岡選手が少しインを開けた瞬間難しいヘアピンでスバッとインを差し、あとは独走状態。僕が頑張っても飛べなかった2連ジャンプも軽々と飛び越え、難しい下りの右コーナーもさらりとこなす。世界チャンプというのはこういうレベルなのかとほれぼれしながら見ていた。チャンプの車はギャップの後車の揺れの収まりが異常にいい。Aメインの車はギャップ通過後2回くらいボディが上下していたものだが、チャンプの車は1回で収まる。後でさわらせてもらったが、意外にもオイルがちな足だった。そういえばハチイチの足もオイルがちだったなと思いだしていた。
タイヤはHPIソフト。ワークスでも他社のタイヤ使うのね。

表彰式。当たり前のようにコンデレは都築さんが受賞。インタビューで「次は?」と聞かれ、「次はドロームで」・・・ハイバンクオーバルにスターウォーズボディが疾走するのが楽しみである。

お楽しみ抽選会・・・チューンドマフラーが当たる。RS4RALLYに部品を奪い取られたナイトロを復活させろという神の啓示か?

一通り賞品が行き渡った後のジャンケン大会。何故かヨコモワークスがやたらと当たる。
注目のサイクロンTCがなんとデーブさんへ。場内大ブーイング。TCを受け取ったデーブさん、手に持ったアンプを空高く放り上げる。直後、参加者が池の鯉に餌をやった様な状態になったのはいうまでもない・・・

賞品が何だったか忘れたが、ジャンケンに強いということでひでろ〜さんがジャンケンに引っぱり出される。操縦台前で腕を上げジャンケンを始めるひでろ〜さん。

ほんとに強かった(^^;

3回ドローなんて前代未聞ではないだろうか・・・

ピットを撤収する。浦野Jrさんの車は赤いビート。助手席はパズルのようにはめあわされた荷物でぎゅうぎゅう。左ドアミラーもリヤウインドーも全然見えない状態。あれで東京まで帰るのか・・・すげ〜。

日も沈みかけ、気温は下がる一方。暖かい物でも、ということでうどん屋に入る。3人とも特に何もいわずメニューを見る。店員さんが注文を取りに来ると、

浦「カツ丼定食」
僕「もう一つ」
都「もう一つ」

・・・といったかは忘れたが3人ともカツ丼定食を注文。浦野Jrさんと僕は大盛りである。非常に眠かったが、なんかものすごくしゃべりまくった覚えがある、が何を話したのかほとんど覚えていない。カーボンの加工の話をしていたのだけ覚えている。

都築さんにJR魚住駅まで送っていただき、家路についた。

P.S. 寝過ごしてJR網干まで行ってしまったのは秘密。

長々と失礼しました。これでおしまいっす。


「RR2000レポート追記」


その1 レース終了後、浦野Jrさんはカローラボディにパパのサインを貰っていた。
その2 チームヨコモの二人(広坂正美、加藤純也両選手)は京商のモーター&リーマーセットが当たり、
     モーターは辞退したもののリーマーは持って帰った・・・
その3 ひでろ〜選手は全員当たるはずの抽選会で一人だけ忘れ去られてパパになぐさめられていた。
その4 網干は姫路の2駅先。終点。播州赤穂行きの電車に乗っていたらもっと遠くまで行ったことだろう。

これでもう書くこと無いかな・・・本当におしまいです。



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