チラノさんの

〔RC日記〕

(1999年8月)


■ 8月12日(木)

この日より4日間、RC三昧の日々が始まる。
8/22の耐久レースに備え、加瀬で重点的に練習だ!!

<10:30>
とりあえず、RS4ミニ(手元にツーリングと呼べるものはコレしか無かった)を鞄に詰め、家を後にする。
荷物が重いのはいつものことだ。根性・根性・ド根性!!

<12:00>
元住吉からバスに乗り「南加瀬住宅」で下車。
バス停近くのコンビニで昼食を買い、加瀬サーキットへ向かう。

<12:10>
加瀬サーキットの入口で呆然と立ちつくす男が一人いる。
私である。何故か?
そう、それは・・・・サーキット営業してなかったのだ・・・(ToT)
木曜日はナイトタイムしかやんないのね。

<12:30>
バスに乗り、元住吉へと向かう。無念の帰還である。
精神的にゲッソリ痩せてしまった。
この後、どうするかを考える・・・

<13:30>
ユザワヤでRS4ミニを走らせる男がいる。
そう、私である。
ユザワヤは私の他には、3,4人いたが、
この人達は、私が久我山から何故か3時間かけてユザワヤに来たことを知る由もない。
当然である。何しろ、久我山〜吉祥寺は、井の頭線で駅3つしかないのだから・・・

<14:30>
コースがとても空いているので、昨夜憶えたプロポのストップウオッチ機能を使って、
ラップタイムを図る事にした。
目標タイムは、10秒台。
以前に行われたユザワヤレースの予選タイムが、速い人で10秒台、それなりに速くて11秒台
といった感じだったので。(←タミヤシャーシ+540モーターだけど・・・)

1)まずは持ってきた状態(モーター:カワダ青23T、
  ボディ:ABC911、タイヤ:前後ともXラジ)で計測
               ・・・・11秒後半から12秒といったところ

2)アンダーが強い感じだったので、フロントをXラジ→ライドVに変更
               ・・・・ベストラップは11秒中盤へと短縮

3)まだアンダーの感があったため、リアをXラジ→ライドSに変更
               ・・・・11秒前半まで短縮

4)リアタイヤをライドS→ライドS(インナー:モールド)へ変更
               ・・・・10秒台へと突入

5)ボディを、ポルシェ911→カウンタックLP500へ変更
               ・・・・フロントのダウンフォースが乏しいため、アンダーが強いものの、
                  トップスピードの伸びが良く、ユザワヤの高速レイアウトも重なって、
                  10秒中盤を叩き出す。

6)試しにカウンタックのリアウイングを外してみる
               ・・・・リアが不安定になり、コーナー入口でズリッとなる。
                  改めてウイングの効果を実感することとなった。

ここで、時間切れとなり、吉祥寺で夕食を食べ、帰路についた・・・

結論:サーキット営業時間は確認すべし


■ 8月13日(金)

今日こそは加瀬だ!

<10:00>
何故かF103を抱え、加瀬へ向かう。

<12:00>
昨日と同様、コンビニで昼食を買い、サーキットへ向かう。
交差点を曲がると、サーキット前に既にたくさんの車が止まっているのが見えた。内心ホッとした。
店オープンと共になだれ込む。

<12:10>
一通り、荷物をテーブルにぶちまけ、受付を済ます。
ショップ内でF1関連のパーツの在庫を確認する。それなりに揃っているようだ。
これで安心してクラッシュ出来る。(←おいおい!)

<12:30>
とりあえず、走行してみる。
前後ともスポンジタイヤを装着しているため、非常に良く曲がる。
ただ、私の操縦がラフなためか、コーナー出口で不安定にリアが流れてしまう。

1パック終え、操縦台を降りると、
「さっきはどうもありがとうございました」と見知らぬ人に言われた。
何のことかサッパリ分からなかったが、「いえいえ、どういたしまして」と言っておいた。(^^;
もしかしたら、スタックしていたのを助けたのかもしれないが、
ユザワヤ辺りでは当たり前のことなので、記憶が定かでない。
自分のいい加減さを改めて実感した。

続けざまに2パック目に突入。
すると、加速の際にデフが滑っている音が聞こえた。その場はデフを締めて誤魔化したが、
デフのメンテを行う必要がありそうだ。
・・・・なんて事考えながら走っていたら、壮絶なクラッシュをしてしまい、
アップライトが折れ、タイヤが外れ、止まってしまった。(ToT)

<13:00>
アップライトを交換し、コースイン。
依然としてリアのスライドが激しい。
あっちでバッコン、こっちでゴットン・・・
満身創痍で帰還した愛車のフロントには、鬼のようなキャンバーがついていた。
計っていないのではっきりしないが、軽く10度はあるだろう。
「鬼キャン」でも、何故か、さほど走行に影響がないのでそのまま走り続けた。

<15:00>
スポンジタイヤにも飽きたので、ゴムタイヤを装着してみた。
前後ともタミヤA。
やはりアンダーが強く、加瀬ではいささかストレスが溜まってしまう。
結局、またスポンジに戻し、走行を続けた・・・

<17:00>
AORcの人がだれも来ないので、寂しく帰宅した。

結論:「グレー」のTシャツが、「ダークグレー」になりました。



■ 8月14日(土)

今日も加瀬に行くぞー!!

<10:30>
性懲りもなくF103を抱え、出発する。

<12:00>
いつものように、コンビニ寄ってサーキットへ向かう。正にオン・ザ・レール感覚!!
土曜日ということもあり、サーキットは結構混んでいる。
とりあえず、空いている席に陣取り、荷物をぶちまける。

<12:30>
とりあえず1パック。
どうもデフがしっくりこない。スパーの異音も結構うるさいし・・・

<12:50>
ショップにて、スパーとデフボールを購入。
タングステンのボールは高い・・・(ToT)
早速デフを交換し、走ってみた。
異音も無いし、お尻フリフリも解消された。

<14:00>
好調に走っていると、フロントタイヤがポロッと取れた・・・
やっぱり両面テープだけでは辛いのかなぁ。
・・・なんて思いつつも、結局は両面テープでくっつけるだけの私。(^^;
この後、何度か同じように外れたが、根性でくっつけてたら、
タイヤの方も諦めたらしく、おとなしく鎮座するようになった。
・・・と思ったら、タイヤが切れた・・・(ToT)

<16:00>
フロントタイヤを新品に交換し、ガンガン攻めていたら、
3コーナーで、なにやら黒い固まりが、プリッと落ちた。
「なんだろ?」と思いつつ4コーナーに入ると、突然バイブレーションが!!
戻ったマシンを見てみると、タイヤが欠けていた。
新品なのに・・・(ToT)
「あ〜ぁ・・・」とうなだれているところにゆたかさんが現れた!

                    〜ナイトタイムへ続く〜


■ 8月14日(土) 「ナイト編」

<17:00>
ゆたかさんの登場で、私の「夏休みひとりぼっちの寂しきRCライフ」に
ようやくピリオドが打たれた。(^^)

早速チームカー(TA03F)を見せてもらうが、どうしても怪しげな色合いの
ゆたかさんのトゥエルブの方に目がいってしまう。(^^;
蛍光イエローが眩しすぎるぜ。

<17:30>
そうこうしている内に、はるさん登場!
駆けつけ1パックで「DDカークサビカップ」が始まった。
きっと3人とも「今日は耐久の練習ちゃうんかい!」と思っていたに違いないが、
誰も口にしない・・・

私のF1はフロントタイヤがちぎれているために、
左コーナーでバイブレーションが発生し、うまく曲がることが出来ない。
これからタイヤ作るっていう気にもなれないので、F1はここでやめにした。

<18:00>
とりあえず、私はまだチームカーを走らせていないので、車に慣れるために
1パック走ることにした。
想像以上にクセのない走り・・・実に走りやすい!(^^)

次にTA03Rを走らせる。
03Fに比べると、アンダーが強いようだ。
インフィールドがちょっと辛い・・・
でも、タイムはRの方が良かったりする。難しいものだ・・・

<19:00>
トラポンを借りてタイム計測をすることとなった。
ジャンケンで負けた方からタイムアタックとなった。(←罰ゲームかい!と全員がつっこんだ)

一回目:はるさん :13秒46
    ゆたかさん:13秒50
    チラノ  :12秒99

なんとか目標の12秒台に入れることは出来たが、ギリギリやねぇ・・・

<え〜っと、何時だったかな?>
タイムアップを目指すべく、ピニオンを19T→20Tに交換した。
はるさんがタイムアタック!
ベストラップは13秒2?でタイムアップしたものの
モーターはあっちっちになってしまった。
次のアタックでは、18Tに落としてみることにした。

モーターを冷やすために休憩していると、はるさんがなにやら不穏な動きを見せる。
チームカーのトラポンをトゥエルブに載せていた。どうしてもタイムアタックしたいらしい。
目標は10秒台との事だったが、コースの混雑もあり、なかなか難しいようだ。

はるさんのトゥエルブアタックも終わり、ゆたかさんがチームカーでアタックする。
大体13〜14秒といったところか。

モーター冷却の間に、Rでタイム計測してみた。
12秒台中盤だったようである。チームカーより速い。
・・・が、ギア比もタイヤも違うので一概に比較は出来ない。

<21:30>
Rでのタイムアタックを終えると、ゆたかさんがテキパキとボディを外している。
「素晴らしいメカニックだ!」と感心していたら、トラポンが欲しかったらしい・・・
ゆたかさんのトゥエルブアタック!!
ベストラップは11秒台後半くらいでしたっけ?

<21:50>
や、やばい!時間がない。
最後のタイムアタックとなった。ピニオンは18Tのままにしておいた。
13秒前半から中盤くらいのタイムだったらしい。
モーターは熱いことは熱い・・・ギア比どうする?

<22:00>
ゆたかさんに車で、武蔵小杉まで送ってもらい24:00位に家につきました。

結論:黒のTシャツ、潮ふいてました。


■ 8月14日(土) 「番外編」

実は、この日はもう一人AORcメンバーが加瀬に来ていた。

チームカーをいじくっているときに、挨拶をする人がいた。
振り返ると私の知らない人だった。
「はるさんか、ゆたかさんの知り合いの方かな?あ、かずさんか?」と思い、軽く挨拶した。

しばらくして、はるさんとゆたかさんに「あの人はどなた?」と聞くと、
2人とも「知らない」・・・・

「な、なぬ〜!!」

勇気を出して「AORcの方ですか?」と聞くと
「Warpです。さっき挨拶したんですが・・・・」

ス、スミマセ〜ン。m(__)m


■ 8月15日(日)

流石に3日連続で加瀬に行った(←うち1日は無念の帰還だけど・・・)ので、
体に疲労が溜まっていた。
今日は、ユザワヤで軽く転がすことにした。

<13:00>
RS4ミニとバッテラ10本(←軽くないじゃん!!)を抱え、
ユザワヤに向かう。
充電器や安定化電源は持っていかなかったので、荷物は軽くなるかと思ったら、
「焼け石に水」だった。
当たり前のように肩が痛い・・・・

<14:00>
受付を済ませ、走行開始。
カワダ青23Tモーターは素晴らしく調子が良く、
鋭い加速とストレートの伸びに惚れ惚れしてしまった。
「あのミニ、速い!」と誰かが言った。気持ちよかった。

<14:20>
私のマシンだけ異様に速い(←特にストレート)ので、どうも周りとのバランスが悪い。
ピニオンを51枚から48枚にした。
それでも速いので、結局43枚まで落とした。

<14:40>
マシンの整備をしていると、前の方から一人の男が歩いてきた。
白い帽子を被った、細面の男だった。
「何処かで見たことがある・・・・・・」
目があった瞬間、2人同時に「あっ!」と言った。sugiさんだった。

<15:00>
sugiさんは、RS4ミニとF103(TS020)を持ってきていた。
sugiさんは、まずF103で走った。
その走りを見ると、ゴムタイヤとは思えないほど良く曲がっていた。
タイヤはスピマのものらしい。
その後、タミヤのタイヤも試していたが、やはりアンダーが強く曲がらないようだ。
スピマのタイヤが欲しくなった。

私の方はというと、ギャラリーが増えてきたので、
ボディをミニクーパーからピンクのポルシェ(クマ付き)に換えた。
sugiさんにそれを見せると、「イケてます」と苦笑いしていた。(^^;
コースに持っていく途中で、ヤングなママさんに「あ〜、あれ可愛い」と言われた。
走る前に、目的は達せられた。(^^;

<16:00>
この頃から、マシンの調子がおかしい・・・
立ち上がりで「フイ〜ン」という音がして、前に出ない。
スパー舐めたかな?と思い、見てみるが異常はない。
原因を探っていくと、
なんと、リア側のセンタープーリーが回ってなくて、シャフトだけが空回りしていた。
プーリーを交換したが、また同じ症状が現れた。
一度バラして点検する必要がありそうだ。

一方、sugiさんは、他の人たちと草レース状態になっていた。
同じ位のペースで走れていて楽しそうだった。

<17:00>
FF状態でガマンの走りを続けた。
立ち上がりが異常に遅いので、sugiさんとチキチキバトルに
なかなか持ち込めなくて、申し訳なかった。

<18:00>
バッテラも底をつき、雲行きも怪しくなったので、ここで終了した。
sugiさんとはユザワヤで別れ、私は吉祥寺で食事をして帰った。
「明日から会社かぁ」と思うと、切なくなってしまった・・・・

結論:バリバリ日焼けしました。


■ 8月17日(火)

8/22の加瀬耐久に備え、L3にメカ積みをする事にした。(←なんでやねん!)

とりあえず、F1のPCM受信機をおろした。
F1君には、誰かが「F1レースに出ない?」というまで、しばらく休んでいてもらおう。

受信機を積む前にしなければいけないことがあった。
STサーボの耳が折れっぱなしだったのだ!
で、ケースを交換した。
受信機も積み終わり、バッテラを繋げて、ステアをクリクリ回すと、
フロントタイヤが小気味良くピクピクした。

思わずニンマリした。(^^;

ついでに、何故かタミヤFFも復活させた。
メカを積めば、走る状態になった。
性懲りもなく、また走らせようと思う今日この頃である・・・・


■ 8月21日(土)

田無のルーキーレースが9/5(日)にあることを聞きつけ、
練習のために田無に向かった。

今日は、かめ次男さん率いるARCC(アルテッツァRCクラブだったかな?)も、
定例の走行会を行う事になっていたので、お会いするのが楽しみである。
一応、事前に掲示板で出撃することと自車の特長をカキコしておいた。

田無に着き、用意していると、とみながさんも現れた。
目が合ってニヤッとされたので、こちらも負けずにニヤッとした。
今日は、とみながさんは避雷針(お仲間)の「こがねざわ」さんを連れて来ていた。

とりあえず、駆けつけ1パック。
加瀬用にピニオンを22Tにしたので、ストレートの遅さたるや、「動かざる事山のごとし」といった感じ。
1パック走行後、22T→24Tにする事にした。

ピットに戻る途中、「もしかして、チラノさん?」と声を掛けられた。
ARCCの「□×▽」さん(←未だに、なんとお呼びして良いのか分からない)だった。
他のARCCの方達とも軽く挨拶した。
しかし、「隊長(←かめ次男さんの別称)」は、まだ登場していないらしい・・・
しばらくして、「少佐@パーツ屋」さんが、隊長を紹介してくれた。
30歳半ばの感じで、良い人そうな印象を受けた。
今回は一緒に走れなかったですが、次は一緒に走りましょう。(^^)

途中、とみながさんの耐久カーF103をドライブさせてもらった。
味付けの異なる2台をドライブしたが、どちらも個性的で面白かった。
特に、ブレーキングを多用して曲がる方が、「目からウロコ」といった感じだった。

肝心のTA03Rの方はというと、ピニオン換えてもトロトロ走り・・・困ったものである。
とりあえず、この日は、新レイアウトに慣れることに専念した。

途中、何故か暑いにも関わらず、とみながさんとこがねざわさんと3人で
コース脇で、小一時間談笑した。
ハッ!と我に返り、ピットに戻って、吉田さんも交え、更に小一時間談笑した。
一応、話の内容はTA03の足のガタの取り方についてだったが、
最終結論としては、「取れない」といったところか・・・

帰りは、とみながさんにわざわざ吉祥寺まで送ってもらった。
感謝感謝!!ありがとうございました。


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