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■ 9月6日(月)「田無ルーキー参戦記(いなり寿司!?編)」
<5:20>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジリジリジリジリジリジリジリ
「むにゃむにゃ・・・・う〜・・・グ〜、グ〜・・・」
<5:30>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジリジリジリジリジリジリジリ
「うぅうううぅう・・・・あ〜ぁあぁぁあああああぁぁあぁぁぁ〜・・・眠っ!」
Zzz・・・
<5:40>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジリジリジリジリジリジリジリ
「あ〜ぁ・・・そろそろ・・・あ〜ぁ・・・起きるかぁ・・・」
のっそりとベッドから抜けだし、支度に取りかかる。
今日は田無デイレースの日である。
朝食は、昨夜コンビニで買った「白飯大盛」をレンジで「チン!!」
冷蔵庫の中から鮭フレークの瓶詰めを取り出し、フタを「パカッ!!」
・・・・い、いかん・・・食生活のあまりの寂しさに泣いてしまいそうだ。
書くんじゃなかった・・・
<6:10>
身支度を整え、寮を後にした。
「いなり寿司じゃなかったのかぁ・・・」とうなだれる、とみながさんを想像しつつ、
次回、「田無への長い道のり編」へ続く。
■ 9月6日(月)「田無ルーキー参戦記(編)」
<6:20>
今日のレースはダブルエントリーでもトリプルエントリーでもないので、
荷物は軽い(でも、肩は痛い)。
軽い足取りで久我山駅へ向かう。
<7::00>
武蔵境から「六都科学館」行きのバスに乗った。
流石にこんなに朝早くから科学館へ行く人はいるわけもなく、
バスは空き放題、座り放題、寝放題、歌い放題(←歌うな〜!)。
<7:30>
鼻歌混じり(←ホントに歌ってたんかい!)でバスを降り、サーキットへ向かう。
朝靄?霧?どっちかわからないけど、空が白い。
田無タワーが見えないほど白い。
サーキットに着くと、既に多くの人がいた。
<7:40>
この日のために、タイヤを3種類を用意した。
1.ヨコモ4M
加瀬耐久の時、03Rに履かせたらいい感じだったので・・・
2.ソレックスSE33
ソレックスって前々から使ってみたかったんだよねぇ・・・で、買った。(^^;
3.スーパーアグレス27A
前のスタ1レースの抽選で貰いました(結局使わず)。
まず、4Mで練習走行をした。
すると・・・
あっちでゴロゴ〜ロ、こっちでゴロゴ〜ロ・・・・ハイサイドしまくり。
おまけに鳩のフンまで踏んでしもた・・・(TT)トホホ
タイヤにこびりついた鳩のフンはコンプレッサーでこっぱみじんに飛ばしてやった。
ピットに戻りタイヤを外すと、ホイルの中にも鳩にフンが鎮座していた。
人知れずその場でポンポンと落としたかどうかは記憶にない(こととする)。
気を取り直して、ソレックスで走行。
なかなか良い感触。とりあえず、これでレースに望む事にする。
そうこうしていると、浦野ご兄弟、とみながさんも登場し、恒例のデジカメ撮影。
いつもの面々がいつものアングルでデジカメに収まる(←とみながさんトコ参照)。
<9:00>
ドライバーズミーティング。取り立てて他のレースと違うところはない。
が、オリオンバッテラの中で使用不可のモノがあるとの事。
決勝ではオリオン2000を使おうと思っていたので、店長に確認すると、
店長 :「え〜っと、・・・ダメ」
チラノ:「・・・・・・・・」
鳩のフンといい、バッテラといい、前途多難を予感させる幕開けであった。
そんな予感が的中してしまう「予選編」。乞うご期待!!
■ 9月7日(火)「田無ルーキー参戦記(予選編)」
<9:30>
一回目の予選が始まる。予選の形式は、3分間のベストラップ方式。
私は第2ヒート。
タイヤ:ソレックスSE33 ピニオン:23T(ギア比5.2位)で望む。
予選スタート!!
・・・・あきまへん。全然ストレート伸びまへん。面白いように抜かれていきます。
一度、他の車(←多分よしださん)の後ろについて走ってみたら、
インフィールドでは互角なのに、ストレートでみるみる離されてしまいます。
ベストラップ:19秒86(12位/12台)
ブッチ切りの最下位・・・・トホホ。
とみながさんより2秒も遅いッス。
<10:30>
2回目の予選。
ストレートのスピードが泣けてくるほど遅いので、ピニオンを23T→25Tに上げた。
モーターの熱ダレを考えると、最初の2〜3周が勝負であろう。全神経を集中した。
2周目に、18秒中盤を出し、とりあえずホッとした。
少し落ち着いてマシンの挙動を見ると、どうもお尻が滑っている感じ・・・
決勝では、タイヤ換えなきゃイケナイかな?
ベストラップ:18秒56?(8位/12台)
いや〜、最下位脱出出来て良かった・・・(^^)
<12:00>
お昼休みの練習時間で、タイヤを4Mにして、リアアクスルをロングに換えてみた。
挙動は良いのだけれど、少しでもラフなステアリングをすると、横転してしまう。
で、フロントのみをソレックスに戻した。
すると、横転は収まり、それでいてアンダーでもない。なかなか良い感じである。(^^)
フロントとリアでタイヤ径が違うようだが、まあイイや・・・
決勝はこれでいこう!!
今回の日記は以外にサクサク進むなぁ・・・と思いつつ、
次回「決勝編、えっ!ポール・トゥ・ウィン!?」へと続く。
■ 9月8日(水)「田無ルーキー参戦記(決勝編)」
決勝のクラス分けが発表となった。
私の名前はというと・・・・Bクラスの一番上にあった・・・ん!一番上?
え〜っ!! ポールポジション!?(←Bクラスだけど・・・)
Bクラス決勝の時間となり、自車を1番グリッドに置く。
スタートで前に車が無いってのは気持ちいいねぇ〜(←Bクラスだけどさ・・・)
そして、決勝はスタートとなった。
先ずは無難に1コーナーをクリア!(ええで、ええでぇ〜)
そして2コーナーもクリア!! (ええで、ええで、ええでぇ〜)
後続は2コーナーでクラッシュしている。Bクラス2番手のマシンは最下位まで落ちてしまったようだ。
「この隙に逃げちゃる!!」
全ての事柄が私に有利に働いている。
「トップでゴール」・・・そんな言葉が私の頭の中をグルグルグルグル回る。
途端に、指先プルプル、膝ガクガク・・・・
走りもめちゃめちゃセコセコになっている。インをガバッと開けて、コーナークリア・・・
そんなセコセコ走行をあざ笑うように、2番手のマシンが迫ってきた!!
「アカン、アカンでぇ〜」
おまけに、前には周回遅れのマシンが!!
この処理に手間取っていては、追いつかれてしまう。
周回遅れのマシンに2コーナー手前で並ぶ。
「いったれー!!」
一気にインに飛び込んだ!
「ガッガガッ!!」
私のマシンのリアが周回遅れのマシンに接触した。
「くっ!やってもーた・・・」
お腹空いたんでご飯食べてきます。続きは後ほど・・・
■ 9月8日(水)「田無ルーキー(決勝の続き)」
「ガッガガッ!!」
私のマシンのリアが集荷遅れのマシンに接触した。
「くっ!やってもーた・・・」
・・・と思ったら、私のマシンはきっちりコーナー出口を向いているではないか!
ほとんどロスらしいロスもなく、コーナーを立ち上がった。
そのすぐ後、後方で「バコッ!!」という音がした。
その音の元を横目で見ると、なんと、
先ほどかわした周回遅れと追い上げていた2番手のマシンが絡んでいるではないか!
この瞬間、私は勝利を確信した。(←Bクラスなんだけどさ・・・)
残り少ない時間を慎重に慎重にドライブした。
2番手のマシンも諦めたらしく、追いついては来ない。
そしてそのままトップでゴ〜ル!!(←Bクラスなんだけどさぁ・・・)
他のレースなら、これで8位確定なんだけど、
このレースは全員決勝なので、Aクラスのタイムによっては優勝の望みもある。
Aクラス決勝
ポールのマシンがいきなり1コーナーでスタック。最下位まで落ちてしまう。
続く2コーナー、インフィールドでも接触は続く・・・
波乱の幕開けである。
そこら中で、すったもんだの挙げ句、とみながさんがトップを快走!!
場内に「おっと、とみながさんがトップ!!」のアナウンスが!!
そして、同じくらいの大きさの声で「そんなこと、いわんといて〜!」と、とみなが氏。
ギャラリーの爆笑を誘う。
レース結果は、スタート直後最下位に落ちたポールのマシンが、
ガンガンに追い上げ、結局優勝。
ストレートエンドでオフシャルしてたけど、とてもマシンが安定していた。素晴らしい・・・
両クラスのタイムが集計され、結果が発表となった。
私は4位になった。
ほぼノークラッシュで走りきったのが良かったようだ。
3位のとみながさんにコンマ3秒まで詰めていた。惜しい・・・
(でも、ベストラップは1秒以上遅い。(TT))
表彰台に立てるのは、いつのことやら・・・
他のクラスはあんまりよく憶えてないっす。
印象的だったのは、
ビギナークラスで、浦野さんが1コーナーでうっちゃられてたのと、
G1クラスで、浦野Jrさんのトラポンが外れまくったのと、
同じくG1で、とみながさんのマシンの傾斜を利用して、数台のF1がジャンプしたこと位だろうか・・・
浜君は同じ決勝ヒートだから、全然わからん・・・失礼。
レース語の抽選会では、以下のような戦利品が・・・
浦野氏 ・・・・タミヤクリーナースプレー(←アトラス箱欲しがってた)
浦野Jr氏 ・・・・ライドスーパーナロータイヤ(←使えねえ、と泣いてた)
とみなが氏、よしだ氏・・・・スワローズハンドタオル(←呆れてコメント無し)
チラノ ・・・・タミヤステッカー(←でかすぎて貼るトコ無し)
浜君 ・・・・KO放電器(←オヤジ達の羨望のまなざし・・・)
あまりに的を得た景品に、
吉田さんが裏で操作していたという噂もチラホラと・・・
切なくも楽しき田無レースは幕を閉じたのであった・・・
−完−
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