チラノさんの

〔RC日記〕

(1999年10月)


■ 10月4日(月)「第10回田無デイレース(朝寝坊編)」

<6:00>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジリジリジリジリ。

「はっ!」
昨日、5:30にセットしていた目覚まし時計は30分間鳴り続けていたようだ。

今、思えば、昨日はなんだかんだで眠りについたのは午前2時過ぎだったから、
起きれないのは当然か。
しかも、昨日はお酒も飲んだし・・・

・・・お〜っと、ヤバイ!早く起きなければ・・・

重い体をベッドから引きずり出し、
朝食の入ったコンビニの袋へ向かう。

さて、ここで問題です。

今日の朝食は何でしょう?
1)いなり寿司
2)おにぎり
3)焼きうどん

ふるって応募下さい。
厳正な抽選の元、当選者1名の方に、「折れたTF4のバンパー」を差し上げます。

ヒント:「○○○○ん」

・・・さて

早々に朝食を済ませ、身支度を整え、田無サーキットに向け出発した。

  
       ホントはもうちょい書きたいんだけど、腹のムシが泣きわめくので
      次回「ルーキー予選(←多分)編」へ続く


■ 10月4日(月)「第10回田無デイレース(ルーキー予選編)」

マシンは「TF2元さぶ」 (←さぶさんに譲ってもらったTF2アトラスの事)

<練習走行>

前日(土曜日)のユザワヤでのテスト走行で、大体良い感触になったので、
タイヤとギア比を決めることにした。

タイヤ:前後とも4M(037M)・・・悪くない。が、若干リア滑り気味かな?
    前を4M(037F)へ ・・・良い感じ。これで行こう!

ギア比:ユザワヤではスパー/ピニオン=100/51で走っていた。
    ギア比の表を見たら、何と「4.34」という以上に高い数値だった。(^^;
    (まあ、笑ってしまうほどデカいピニオンだから、当然といえば当然ですが・・・)
    
    が、走ってみたらそんなに悪くないので、そのままにした。
    ま、予選の一回目と二回目で変更して確認すればいいでしょう。   

<予選一回目>

そういえば、車重を計るのを忘れていた。
近くの秤で計ってみると、・・・1460g。  あ、あかん・・・全然足らん!
速攻でバラストを購入し、ペタペタとシャーシに貼り付けた。

車検で車重を計る。・・・1503g  フゥ〜、ギリギリセーフじゃ・・・

プロポのスイッチを入れ、バッテラを繋ぎ、
トリガーを引いて、マシンが動き出し・・・動き・・・あれ?・・・動かないぞ???

「あっ!いけねぇ、アンプのスイッチ入れ忘れたか」  ・・・入ってる
「おぉ、そうだ! プロポのマシン選択違っているのか」・・・合ってる
「ならば、PPMとPCMの切り替えミスか?」    ・・・ちゃんとPCMになってる

「あれ〜???????」

「どうしました?」と浦野Jrさんが駆けつけ、いろいろ見てくれたが、原因が掴めない。
結局、そのまま予選一回目はパスせざるをえなくなった。(ToT)

ピットに戻り、マシンをまじまじ見ていると、クリスタルが送受信逆に付いていた。
「これか??でも、まさかねぇ・・・」
ちゃんと付け替え、動作確認すると、ちゃんと動いた。

こんなモノなのか??????

<予選2回目>

一発勝負である!
ギア比も異常に高いので、最初の2,3ラップでバシッと決めるしかない。

予選スタート
最初の一周はじっくり回り、神経を集中して、ラップに入る。

18秒21(8位/14台) ・・・まずまずでしょう。

昼休み中に決勝の組み合わせが発表となり、
私は、またしても「Bクラスのポールポジション」となった。
緊張するからイヤなんだけど、おいしいポジションでもあったりするので
複雑な心境・・・

すぐ後ろには、TC使いのよしださんがいる。
決勝では、よしださんとの熱いバトルが予想された。

     次はルーキー決勝か?、あるいはノービス予選か?
     その前に、コマ〜シャル!


■ 10月4日(月)「第10回田無デイレース(ルーキー決勝編)」

ふう〜、CM長かったなぁ・・・(^^;

<ルーキー決勝>

今回のBクラスは、女性1名、中学生2名(浜君、けいた?君)も含み、
多彩な顔ぶれとなった。

それなりに金をかけているオヤジ軍団としては、
中学生に負けるわけにはいかない!

よしださんと共に、気合いを入れて決勝に臨む。

ピ・ピ・ピ・ピ・ポ〜ン!!
全車一斉に動き出す。

私のマシンは、ギア比が高いため、出足が悪い。
1コーナーでいきなりよしださんにインを刺された!

「く、くそ〜・・・」

私もよしださんの後ろに着く。
後続は1コーナーで多重クラッシュのようだ。
トップ2台だけが飛び抜ける形となった。

よしださんと私は、2コーナー、インフィールドと
サイド・バイ・サイドのバトルを演じ、
3連ヘアピンへとなだれ込む。

・ヘアピン一つ目
   よしださんがアウト側、私がイン側でコーナーに突入する。
  ラインがクロスする。コーナー出口でアウトに膨らんでしまった!
  一足早く、よしださんがコーナーを立ち上がる。

・ヘアピン二つ目
   よしださんの車の後ろから、コーナーへ進入。
  すると、すぐ前のよしださんがイン側フェンスに刺さってしまった!
  私は間一髪、それを避け、コーナーを抜けた。
   
   よしださんの車は、不幸なことに、オフィシャルに気づかれず、
  しばらくスタックしていたようだ。

よしださんの脱落により、楽に逃げ切れるかと思われたが、
最大のライバルを失ったため、集中力が低下し、クラッシュ三昧のレースだった。
しかし、トップの座だけは死守し、2回連続でBクラストップゴールとなった。

最終結果では、6位。
やはり、クラッシュによるタイムロスは大きい。

・・・さて、
最大のライバルよしださんはというと、
最初のクラッシュが尾を引いたのか、最後まで浮上しなかったようだ。
よしださんの名誉のために、順位は伏せておくことにする。(^^;

ただ、「中学生2人に負けた、中学生2人に負けた」と取り憑かれたように呟いていた。
しかも、ピットではその中学生に慰められる始末。
更に、けいた君は決勝であの「京商の赤い2000」バッテラを使用していたらしい。

その夜、よしださんが悪夢にうなされたことは想像に難くない・・・・(^^;
神よ!彼を救いたまへ。

                         「ノービス予選編」へ続く


■ 10月5日(火)「第10回田無デイレース(ノービス予選編)」

マシン :TF4R
モーター:白いヤツ(京商エクスピードストック23T)

<練習走行>
TF4は買って間もないので、セットは出ていない。
まあ、何パック走ったところで、私にはセッティング出せないんでしょうけど・・・(^^;

何はともあれ、調子を観てみましょう。

最初は説明書通りのセット。タイヤはD25(037F)。ギア比は5.4位???
コーナーでリアが滑る。立ち上がりで振られる感じ。切り返しが厳しいですな。

とりあえず。ダンパースプリングを、キット標準から
フロント:パープル(ハード)
リア  :ホワイト(ミディアム)  に交換。
すると、先ほどのリアの不安定感はなくなり、良い感じである。

それから、車高が低すぎるためか、コースのあちこちで
火花散らしてしまっているので、これは前後に1mm厚のアウタースペーサーを入れて対処した。

<予選一回目>

本当であれば、「ルーキークラス」の走行を終え、おテテも充分に動く状態で
この予選は臨むはずだったのですが、諸々の事情により、この予選が
最初の走行となってしまいした。

序盤、やはり動揺が隠しきれず、それに加え、久々の23Tモーターでの走行に
おテテ&思考回路は対応しきれず、満足いく走りではなかった。
しかし、後半ようやく落ち着きを取り戻し、

ベストラップ:18秒47?

を出すことが出来た。初挑戦としては上出来か??

<予選2回目>

序盤にクラッシュしてしまう。その衝撃でフロントバンパーを支える
カーボンプレートの片方が折れてしまった。ボディがバタつく。

更に、クラッシュし、プレートのもう一方も折れた!
ボディのフロントが、パッコンパッコンしている。
これ以上の走行は無理だった・・・

タイム更新はならず・・・

16秒47(12?位/16?台) ←スンマセン。はっきり憶えてません。

折れたカーボンプレートはスペアが無いので、
グラステープをグルグル巻いて補強し、決勝に臨むこととなった。

      
          「天国か?地獄か?」激動の「ノービス決勝編」はコマーシャルの後すぐ!!


■ 10月5日(火)「第10回田無デイレース(ノービス決勝編)」

ノービス決勝:6分間の周回レース

決勝はクラス分けにより、Bクラス5番手のスタートとなった。
一回くらい、Aクラスに入ってみたいものである。(--;

車検で、車重を計ると・・・・1496g  ありゃりゃ、4g足らんがな。

急いでピットに戻り、100円玉をシャーシ中央に貼り付け、祈りながら再計量。

1501g  ・・・・超ギリギリじゃて。(^^;

車検を何とかクリアし、マシンをグリッドに進める。
他の人達は、車検に手間取っているのか、なかなか集まらない。
10分ほど待ったような気がした。

ようやく全員集まり、スタートのシグナルを待つ。と、その時、

「ピピピピピピピピ・・・・」

突然、私のプロポは鳴き始めた。
「うげっ!プロポのバッテリー切れやんけ〜」
バッテリー交換の時間は無い。う〜、こ、このままいこう。大丈夫さ、きっと・・・

シグナルが灯る。緊張の一瞬。周囲は静まりかえる。
私のプロポのピピピ音だけが、空しく響く・・・・(ーー;

スタート!

タイミング良く飛び出した私は、スタートダッシュで1台をパス!

前方1コーナーでは、数台絡んでいるようだ。
これを奇跡的にかわし、一気に3位に浮上した。

更に、インフィールドでスタックしているマシンをかわし、2位に浮上。

「わ〜い、わ〜い!調子エエで〜」(^^)

しばらくして、SV−10を操る「ちくでん」さんにかわされ、3位に落ちるものの、
そこからずーーーーっとそのポジションをキープ!!

残り1分。
私を追い上げる車もなく、3位フィニッシュ確実と思われたその時!!

突然のスロ〜ダウ〜ン・・・・あううう。

バッテリー切れのようだ。
後方から迫る車を避けつつ、トロトロと1周周り、力無くゴ〜ル・・・

く〜っ・・・・悔しい!!(ToT)

総合10位/16?台

結論:京商2000で臨むべきだったか!?(^^;

    
               遂に最終章、「抽選会編」へと続く


■ 10月5日(火)「第10回田無デイレース(抽選会編)」

皆さん、お楽しみの抽選会。
レースより何よりこれが楽しみだったりするのは私だけではないはず。(^^;

今回の目玉商品は、タミヤM04(S2000)キット。

それを見たオヤジ達(←私を含む)は、はしゃぐはしゃぐ。

しかし、その傍らには、ヤクルトスワローズハンカチ&タミヤステッカーという
地獄もあることは忘れてはならない。

トップバッターは、何と、浦野(兄)さん。

「ヤックルト! ヤックルト!」 

周囲のヤジの中、浦野さんが引き当てたものは・・・さすが浦野さん、周囲の期待は裏切らなかった。(^^;
落ち込む浦野さんを後目に抽選会は続く。

よしださんは、何とも中途半端な17Tモーター。(←G1に出ろ、という事か?)

浦野Jrさん、中学生コンビは、何当てたか忘れました。スミマセン。m(__)m

えっ、私?

私はねぇ・・・タミヤステッカー。

・・・だったら、日記のネタ的にはオイシかったんですが、(^^;
「サーキット60分無料走行券」当てました。(^^)ヤッタ〜!!

帰りは、よしださんのミニクーパーで武蔵境まで送っていただきました。
ありがとうございました〜!m(__)m

                            −完−


■ 10月5日(火)「第10回田無デイレース(追記)」

今回のレースの感想・・・

・TFを2台並べて見ると、とってもカッコイイ

・ギア比はあらかじめ計算しておこう(←当日計算して驚いてはいけない)

・もっと練習せなアカンなぁ・・・

・中学生に負けると、ひどく落ち込むらしい

・中学生に慰められると、更に落ち込むらしい

                           異常


■ 10月9日(土)

今日は田無に用事があるので、それが終わったら田無サーキットへ行こう!

準備を済ませ、先ず吉祥寺に向かった。
そこで、ユザワヤGPのエントリーを済ませ、
それから、田無で用事を済ませ、
ファミリーランド行きのシャトルバスに乗った。

バスの運転手の人と車中で話をした。
「私も昔はエンジンカーをやっていてねぇ・・・」
「オーディオが趣味でねぇ・・・」

そんな話を聞いているうちに到着。

サーキットの駐車場に目をやると、アルテッツァが

ずらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと!

並んでいた。

「彼らが来ている!」

彼らとは?
そう、くうまさん率いるH.R.C.C.軍団である。
詳しくはこちら↓
http://www.ma-ka.com/highender/

ピットに入り、軍団の方々と軽く挨拶を交わし、
私のTF4をマジマジと観察いただいた。(^^;

報告:さぶ委員長!TF4の輪は着々と広がっておりますぞ。

今日はほぼ貸し切り状態に近かったので、
軍団の皆さんと模擬レース、チキチキバトルをしこたま楽しんだ。(^^)
しかも、暫定ランキング1位にしてもらった。
TF4のおかげだね。(^^)

しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎるもの・・・
軍団の皆さんが帰った後、一人残された私は楽しい思い出を胸に
黙々とセッティングに取りかかるのであった。

今現在のTF4はコーナー立ち上がりで巻く傾向にある。
バトル時は前後でタイヤを変えることで対処していたが、
何となく気持ちよくない・・・

マシンを観察すると、
リアタイヤの削れ方がちょっと変だったので、
キャンバー角を0度から−1度にした。
若干落ち着いてきたようだが、まだまだだなぁ・・・

リアダンパーのスプリングを
白(ミディアム)→青(ソフト)にした。
すると、加重移動のせいなのか、逆に巻くようになってしまった。
堅い方が良いのかな??

しかし手持ちがないので、元に戻すに留まった。
残り時間はライン取りの練習に費やした。

帰りのシャトルバスの中で、また運転手の人と車中で話をした。
「私も昔はエンジンカーをやっていてねぇ・・・」
「オーディオが趣味でねぇ・・・」
田無駅が少し遠く感じられた。

追伸:
Creekさんにお会いしました。
帽子を被っておられなかったので、全く気づかず失礼しました。m(__)m
わざわざ新潟から来られたようです。すごいね。
吉田さんとうひゃうひゃ良いながらドリってました。


■ 10月10日(日)

ある用事を済ませ(←こんなんばっかり)、ユザワヤへ。
到着したのは16時過ぎだったか・・・

今日用意したマシンは「TA03R元はる」。
来るユザワヤGPへ向け、セット出しを行うことが目的である。
でも、タミヤのタイヤ持ってないんだよねぇ・・・

とりあえず、モーターをジョンソンに交換し、ピニオンを24Tで様子を見ることにした。
タイヤはライドのシリカ入りタイヤ。しかもインナーが見え隠れしているヤツ。(^^;

長いストレートではなかなか調子が良い。
が、流石に立ち上がりのかったるさは否めない。

そこで、ピニオンを23Tに交換。
おお!良い感じ。(^^)
グワッ!と立ち上がる感じがある。力強いねぇ〜。
でも、ストレートはやっぱ遅くなるね・・・

結論:どっちが速いのか、わからん・・・・(--;

追伸:
遂にモービルNSXボディのウイングがもげました。(TT)


■ 10月11日(月)

昨日は、TA03のセッティングらしい事は、結局ほとんどやっていないので、
今日は、昼からユザワヤで、じっくりとセット出しをするぞ、オー!!

これがユザワヤだ!(^^)



12時頃、やる気満々でユザワヤに乗り込む。
受付を済ませ、早速走らせることに。
レースのセッティングをするはずなのに、何故かモーターは23T。

とりあえず、カッ飛ぶ!(^^;

ボディは、昨日NSXのウイングがもげたので、
スタ1レースで使用したカストロールセリカ。
リアのダウンフォースが乏しいため、お尻出る出る。

まあ、仕方ないね・・・(--;

そうこうしていると、ひょっこりsugiさん登場。
中古で手に入れたRS4PROでも持ってきたのかと思いきや、
まだ手元には届いていないとか・・・

マシンはF103。しかもスポンジタイヤではないか!
ハサミ職人を自負する私としては、スポンジタイヤのエッジが気になる。

どれどれ・・・

ハサミ職人協会にまた一人加入したようだ。(^^;

←本人の希望により、顔を隠しておりマス。(^^;


sugiさんの調整に余念がないF103


土佐の一本釣りの一コマ


←本人の希望により、顔を隠しておりマス。その2(^^;

美しい夕焼け


sugiさんとのチキチキバトルを4時間ほど楽しみ、そろそろ帰ろうかと思ったその時、
意外な人が現れた。



な、なんと田無の朝寝坊・・・いやいや、田無のプリンス(←ホンマか?)
「ちくでん」さんではないか!
なんでも。平日は家が近いのでよく来るのだとか・・・
愛機SV10もピクピクしていて調子良さそうやね。

バッテリーも無くなったし、タミヤタイヤを買わなければいけないので、
荷物をまとめ、武蔵境「ボーダーズ」へ。

店に入ると、そこには何と「とぎの」さんが!

今日はよく人に会うねぇ・・・

                           以上

/////////////////////////

<おまけ>


レースで使おうと思っていたモービルNSXのウイングが
このようにもげました。



なので、急遽レース用ボディを作りました。
イタリアンカジュアル?なNSXに仕上がったと思います。
作る前に想像していた以上に格好良くて気に入ってます。(^^)



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