さぶさんの

《RC日記》

(1999年8月6日)

週末日記

「田宮GP愛媛大会〜TF-4シェイクダウン」


■ 「8月6日(金)」

会社から帰り、翌日の田宮GPに向けての準備をする。
といっても車は出来てるので、バッテリーの充電がメイン。
9本のバッテリーを充電しながら天気予報に目をやる。
降水確率40%。
雨のレースを想定して工具箱の中にビニール袋を詰め込む。


■ 「8月7日(土) 田宮GP愛媛大会当日」

とりあえず雨は降ってない。が、いつ降りだしてもおかしくない空模様だ。自宅を7:50に出て、ガソリンスタンド、ローソンを経由し、会場である梅津寺パークに向かう。
8:20に現着。入り口には参加者が集まりつつある。
何人かの顔見知りもいて挨拶をする。みんな気にしているのは天気の事のようだ。
9:00にゲートオープン。入り口から一番遠いところにピットがある。
公園内の梅林の間を荷物を載せたカートを引っ張る。ぬかるみで何度もスタックし、荷崩れしそうな荷物をかばいながら300m近くの距離を進む。
ピットエリアにテーブルを設置し、車検の準備をする。
モーターを外して、ピニオンを外してブラシも外して・・・そうしている内に車検には長い行列が出来てしまった。
2台の車を持って列に並ぶ。RCカーって結構重い・・・・車検は無事通過。
その時点でミニスポーツの練習走行時間があと5分。
急いでモーターを取り付け練習走行をする。
バンドプレートを取ってコースイン。練習時間は2分間だ。
路面はアスファルト舗装の上にペンキを塗ったような路面で決してグリップは良くない。
ファイバーモールドAを履いたM03は2コーナーでお尻が出て真っ正面からフェンスにドカン!
その後はそれなりに走らせ、ほぼラインもつかめた。
GTに出るTL01も早く練習走行をしなくてはならない。
ピットに戻りTL01にモーターを付ける。
バンド待ちをしている間に練習走行終了時間が来た。
オフィシャルにバンド待ちしていたことを告げると練習OKとのこと。
そそくさとコースイン。
いきなり全開でアタック開始。
こちらは絶好調! 愛媛代表はいただき!と思いながら2分間の練習を終える。
ドラミのあとコンデレ。おいらは2台並べて置く。
「このピンクいいですねぇ」と誉められたものの選から外れる。
まぁ、コンデレなんかどうでもいい。とりあえず代表権を獲得しよう。
予選1組目のゼッケン払い出し中に雨が降り始めた。
予選は開始されないまま待ちに入る。
雨はどんどん強くなり、11:00に中止の決定がされた。
ただし、代表決定のために走りたい人のみで決定戦をするとのこと。
早速アンプ、受信器、プロポに防水対策をする。
が・・・・・
その後雨は強く降り続けフェンスを固定しているガムテープも剥がれてくる。結局代表決定戦も中止となり、愛媛大会の代表は
無しとなった。
そのあとの抽選会ではチャレンジB優勝商品のスカイラインのスペアボディをGET。
まぁ、田宮世界チャンプになるのが1年先送りになったのが残念だが仕方ないところか。  ・・・・オイオイ(^^;
荷物を片づけ現地を後にする頃、雨が上がり日が射していたのはいうまでもない・・・・
自宅に帰ってTL01とM03のメカを降ろす。
衣装ケースに2台揃って入れる。このケースを開けるのは多分来年の田宮GP前だろう・・・


■ 「8月8日(日)」

今日は師匠とTF-4のシェイクダウンだ。
素組のTF-4はどれくらい走るのか興味のあるところだ。
11:00ごろサーキットに着くと誰もいない。
サーキットには大きな水たまりが出来ている。
水たまりを掃除し、コースが乾くのを待つ。
まずはタイヤのテストからだ。
 ・シミズD35(037M)
   走らなくはない。でも全体的にグリップ感が薄い。
 ・アトラスC(付属インナー)
   D35よりは良い。転がりも良いがやはりイマイチ。
 ・HPI−33R(037M)
   アトラスCよりもグリップしている。が後半のアンダーが強い。
雨の合間を縫ってのテストだったので丸1日で計4パック。
タイヤテストも満足に出来ぬまま終わった。


■ 「8月9日(月)」

今日も師匠とTF-4のテストの続きだ。
今日は朝からいい天気だ。でも天気予報によると下り坂らしい。(-_-;
もう一度前日のタイヤテストと同じメニューをこなす。
基本的には前日の結果と同じだった。さらに別のタイヤも試した。
 ・ABC−BA(付属スポンジ)
   1周目からグリップする。
   ただし。3分くらいで熱ダレ。
 ・ABC−BA(ヨコモロープレ)
   1周目のグリップはイマイチだが2周目からは抜群のグリップ。
   ただし、4分経過後あたりから熱ダレと思われる症状あり。
とりあえずABC−BAにヨコモロープレの組み合わせで今後のテストを行うことにした。
基本的なセットはTF-2のセットにならった。
全開で入る奥のストレート入り口での姿勢が気に入らない。
前後のスプリングを交換する。
 F:アトラスE → ヨコモホワイト
 R:アトラスF → ヨコモブルー
さっきまでとは違い、安定した姿勢で入れる。この変更は大当たりだったようだ。
そのうちにモーターがたれてしまった。アトラスの10Tはブラシを替えても復活しない。仕方がない、ニューモーターの投入だ。
ヨコモZERO-Sの11T-Dに積み替える。スパーは93T、ピニオン20Tだ。
おっ! いい感じ。中速のトルクがこのコースに合っているようだ。
高速も程良く延びて扱いやすい。欲を言えばもう少しパワーが欲しい。
やっぱり10Tがいるなぁ。
TF-4は絶好調! セッティングいらずの車だ。
ずっとセンターワンウェイ仕様(フロントデフ)だったのでフロントワンウェイを試してみることにする。組み替え中に・・・・また雨が降り出した。空は真っ黒。
まだ小雨だったので組み替えて様子を見る。
雨が上がったら即コースインする。このような路面状態の場合はABC−BAよりもHP1−33Rのほうがコントロール性に優れているようだ。
ダブルワンウェイ仕様でもスイスイ走る。回頭性が上がり出口のアンダーもなくいい調子だ。
次はセンターをロックしてフロントワンウェイのみにする。
TF-4はセンターシャフトのナットを締めたりゆるめたりするだけでセンターワンウェイのロックが簡単に出来る。これは便利!
で、走らせてみると・・・・う〜ん、イマイチ。ギクシャクしてしまう。
途中で止めてまたダブルワンウェイにしてみる。やっぱりこっちの方が全然いい感じだ。
フロントワンウェイでふらつく場合はダブルワンウェイを試してみて下さい。いい結果が得られるかも?
結局11パックこなしました。
TF-4はとても扱いやすい(しかも壊れない)良い車だと思います。
今のところトラブルは・・・バッテリーホルダーが最悪。
絡んだりすると電池がすぐに飛び出します。なにかいい方法を考えないと今のままじゃダメです。
今度はいろいろなアライメントの変更をテストしたいと思ってます。


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